静浜基地航空祭2002

5月26日、静岡県の航空自衛隊静浜基地で航空祭が行われました(プログラムには静波基地って書いてありましたが・・・)。
当日は天気も良く、予定通りの展示飛行が切れ間なく行われ、大満足の航空祭となりました。
地元のT-3もスペシャルマーキング機が2機登場し、地上展示に花を添えました。

さて、飛行展示の方はと言うと、朝のオープニングフライトからT−3が元気いっぱいに編隊飛行と機動飛行を披露、
例年になく気合いの入ったフライトは怖いくらいの迫力でした。T−3,侮れません。

リモートでのC−130は2回パス、T−1も数回の編隊パスを披露しました。
驚いたのはこの後です。T-4、RF-4、F-15が、これまた例年にない気合いの入りよう。
RF-4は「まだやるの?」と言うくらいサービスしてくれ、翼を振ったり元気いっぱい。
204SqのF-15もアフターバーナーを多用して急旋回や急上昇を披露しました。久々に聞いた轟音、耳が心地よくこちょぐったい(^^)

エアロックエアロバティックチームは岩国、鹿屋に続いて3回目のフォーメーションアクロを見せ、ロック氏とノブ氏の息のあった最高の
フライトを見せました。やはり、2機が絡むとぜんぜん印象が違います。
フォーメーション、ソロ、フォーメーションという組み立て方もGOODで、AIRockの今後がますます楽しみです。

グライダーと県警ヘリ(アグスタは凄い!)を挟んだあと、なんと岐阜の飛行開発実験団からF-2Bが飛来!
事前に情報があったとはいえ、やはり時間が近づくとどきどきしてきました。飛来したの101番機、つまりF-2Bの1号機です。
テスターカラーに塗られたF-2、驚くような派手な飛行を見せました。極低速で進入、そこからABに点火して一気に加速、720度旋回を
見せつけたかと思うと、今度は2連続でAGGを実施、最後に期待を90度立てたナイフエッジパスからの急上昇と、2000年の
岐阜航空祭に匹敵するようなド派手な展示を見せつけました。AGGからのリカバリーではロールを打ってたし・・・ホント、すんごい飛行機です。

そして最後はB.I.。浜松から4機でリモート展示を行いました。ソロが抜けた第1区分でしたが、デルタロール、デルタループはありませんでした。
久しぶりのアクロ展示、きっちりと決まった編隊と、相変わらずのキレの機動、さすがB.I.と言うような飛行でした。今年もB.I.は元気です!

とにかく今年の静浜は元気いっぱいでした!行って良かった!

さて、前置きが長くなりましたが、また画像で紹介していきましょう


去年に引き続き、スペシャルマーキングが二機でました。前面塗装で気合いが入っています、相変わらずシリアルが分かりません(^^;こちらは白ベースに波。です。

ワールドカップを意識した日本代表応援塗装です。

さて、オープニングフライトに向け、T-3が離陸します。1番機は501。あれ?飛実から移動?

オーソドックスなダイヤモンドパスから始まりです。

ブレイク!はみ出ちゃった・・・・

機動飛行も合わせて行われ、急上昇したり観客に向かって降下してきたり、とにもかくにもすんごいフライトです、T-3とは思えない迫力!

期待がキレイに光ります。T-3って、かなり軽快なんですね。小さなT-3を振り回して、教官パイロットがもの凄い展示飛行を見せました。

天気もまた良かったんですよ。赤白の期待がもの凄くキレイでした。

着陸進入。T-3の音って、軽くて軽快で良いですね!

着陸します。滑走路のすぐ脇で見れるので小さなT-3も大きく見れます。

小牧のC-130がカーゴドアを開けてパスします。

つづいて浜松1空団からT-4が2機やって来ました。ダーティのまま360度ターン。

機体を捻っての元気なタッチ&ゴーを見せるT-4。これまた軽快です。

この距離でT-4のタッチ&ゴーを見られます。リモートの割に、元気元気。今年は気合いが違います。

緊急でしょうか、県警の方からヘリが上がりました。防災ヘリ?よく分かりません・・・

これは小牧の第5術科学校からのT-1です。何度か編隊ローパスを行いました。このパスも含め、高度が低い低い。

百里501飛行隊からRF-4が来ました。

今年は機体を激しく旋回させての展示飛行です。RF−4の展示飛行が見れるのは百里と静浜だけ。今年は本当に元気でした。どうしちゃったんでしょう??

サービス満点。最後はダーティでのローパスも披露しました。

続いて同じく百里から204SqのF-15です。

ベイパーを曳いて急旋回。今年って、他の機体もF-15もなんかやけに派手じゃないですか??

ABに点火、この後急上昇で抜けていきました!


さて、次回、2度目のT-3の展示飛行からエアロックのアクロ、更にF-2、B.I.と元気いっぱいの航空祭が続きます。

つづく


かえる