マツケンサンバ

築城基地航空祭2004

11月28日、福岡県の航空自衛隊築城基地で航空祭が行われました。

当日はそこそこの好天に恵まれ、展示飛行はほぼ予定通り行われました。
特に今年は、これで最後となる第6飛行隊のF-1が朝の編隊、機動、午前のAGGと思い切りがんばり、
地上でもスクランブル展示や兵装地上展示、コクピット公開と大活躍しました。

また、今年から配備が始まったF-2も機動飛行を九州披露、これからの第6飛行隊をアピールしました。

もちろん第304飛行隊もがんばりました。
朝のオープニングと午前の再発進準備訓練展示に続く機動飛行で気を吐き、九州唯一のF-15戦闘飛行隊の存在を見せつけました。

朝のオープニングでは第6飛行隊のF-1×3とF-2×2が5機で編隊を組み、
航空祭では最初で最後のF-1＆F-2の編隊が実現しました。（突然後方からの進入、撮り逃し…笑）
オープニングは、これにつづいて戦闘機3機種が機動飛行を披露する元気なものとなりました。

他にも第5航空団301飛行隊のF-4EJ改の航過や芦屋救難隊の救難展示、
C-1の航過（第１空挺団の空挺降下が強風のため中止）、航空学生の素晴らしいドリル演技が披露されました。

米空軍からもF-16デモチームが参加、AIRockももちろんフォーメーションで参加するなど、とても盛り上がりました。

会場内にはパイロットと管制塔の交信が放送され、臨場感を出しました。

ブルーはもちろん第1区分！さくらもスタークロスも会場真上にちかい巨大なものとなり、
ひときわ大きな拍手をうけました！

近年、特に今年、どこの基地も人出が大変多くなっています。本当に増えています。
今日も例年とは比べ物にならない人出で大変にぎわい、帰りの築城駅は入場制限されたぐらいでした。

素晴らしい航空祭、また画像でみていきましょう！！

朝、まだ日が黄色いうちにオープニングの機体が離陸します。F-2×2、F-1×3、F-15×3が参加しました。F-2は離陸から2機で高機動な離陸を見せ、また、F-1とF-15は空自50周年記念塗装機を飛ばすという素晴らしい演出がありました。

今年で最後となるF-1が高機動飛行を披露します！

2番機も突進してきます！

続く2番機も急上昇！なんかT-2っぽいシルエットだと思いませんか？うん。翼端のランチャーを取り外してるんです。あれ付いてた方が好きなんだけどなあ。（笑）

乱開発迷彩とも呼ばれた日本の田園地帯に合った迷彩も見納めでしょうか。やっぱり、少し寂しい物ですね。

スレンダーな機体を翻してターン！

でましたニューフェイスF-2！九州見参です！昨年の21Sq地上展示につづき、今年はいよいよ地元第6戦術戦闘飛行隊（と場内アナウンスが言っていた）に配備されたF-2がお目見えです。6Sqは垂直尾翼の部隊マークがF-1と同じカラフルな物になりました。朝には機体を捻っての高機動離陸を見せましたが、部隊配備直後によく見られる機動からのリカバリー時のバタツキが見られました。これは三沢でも松島でも見られましたが、築城部隊もこれからどんどん錬成していくんでしょうね！！