岐阜基地航空祭2002

はい、てなわけで今回最大の注目、6機フル体制へ復帰を果たしたブルーインパルスです。
ずっと4機での展示を続けていたブルーですが、岐阜基地航空祭からいよいよソロ2機を含めた
本来のブルーインパルスに戻りました。本当の意味での再スタートです。
当日は見ての通りの曇天。小雨も混じる天候で、ちょっと心配ではありましたが、水平系アクロの第4区分をきっちり見せてくれました。
ソロ2機が加わり、またあの間の空かないぐっと締まった展示飛行が戻ってきました。


見てください、この7機の列線を。これぞブルーインパルスでしょう!

4機での離陸。

そして、会場正面からダーティローパスです。この編隊が滑走上を横切った時、ソロ2機は同時に離陸滑走を開始します。

ハイアングルキューバンに向けベタ低で滑走路上をすり抜ける5番機の上を、ロールオンテイクオフの6番機が上昇していきます。

脚を降ろしたまま、そのままロールを行います。

忘れかけてました、このシーン。ロールオンテイクオフを見せた6番機が水平飛行に戻った頃、滑走路端まで加速を続けていた5番機が垂直に上昇に移ります。

そして半ループを描いた後、頂点で2回ロール。

会場左手へ抜けます。編隊+デュアル・ソロという、ブルーインパルス本来の離陸です!

お馴染みファンブレイク。

そして、5番機の4ポイントロール。編隊が会場右手に回っている間に綺麗の良い演技を見せるソロ。

チェンジオーバーターンも5機になりました。散開する様子はやはり5機だと迫力が違います。

大きく広がったデルタも5機ならでは。

旋回後半に、各機は間隔を縮め、密集隊形へと変換します。

5番機、インバーテッド&コンティニュアスロール。

4区分の場合は、インバーテッドの後左へ旋回、再び会場正面から進入します。そして、3回転。

頭上を抜けていきます。

やはりこの天気、レベルオープナーです。進入方向がなかなかよかったですね。

5番機のインバーテッドロールです。1区分ではバーティカルクライムロールが入るところです。

6番機スローロール。

この間にレター8が入ります。以前は、水平系区分ならではの演技でしたが今は垂直系の区分でも取り入れられています。

ソロ2機でのハーフスローロールもきっちり決めてくれました。

くるっとリカバリーする様子、前半のハーフロールと対照的に早いロールでテンポのいい演技です。

ほとんど重なるように見える5,6番機

トレイルtoダイアモンドロール。

ソロ2機のオポジットコンティニュアスロール!懐かしい課目が次々と披露されていきます。

4シップインバート。すっかりお馴染みとなりました。

会場正面からレベルキューピット。この場合、4番機の突抜はありません。

完全なデルタ隊形となったブルーインパルス。

デルタ360ターンも全機そろうとやはり気持ちがいいですね。

ワイドデルタで進入し・・・

ボントンロール。この日もタイミングバッチリでした。

タッククロス・パターン2。ソロ課目、やはりあるとないとで大違いです。演技全体にスピード感が増しぐっと締まってきます。

タッククロス、2回目の交差です。

最後は伝統の課目ローリングコンバットピッチ。

ソロはもちろんこの課目、コークスクリューです。1回転増え、6番機の3回転後にブレイクとなりました。

このような低い雲の中でしたが、しっかりとアクロを見せてくれたブルーインパルス、ソロ復帰の充実感が気持ちよかったです。

無事に展示を終え、観客の前へ。岐阜基地でウォークバックまで展示するのは珍しいです。ソロ復帰の演技を無事に終え、最後に敬礼で締めた時の充実感をパイロット、整備員、観客、すべてが共有できたのではないでしょうか。

さてさて、ブルーの感動もさめやらぬうちに、外来機の帰投が始まります。外来機とはいえ、岐阜はほとんど自前でそろってしまうので、あまりありません・・・三沢からのE-2C。

今年の岐阜航空祭をレポートしているサイトには必ず出てくるであろうこの画像。明野のOH-1の帰投時の画像です。簡単な機動飛行を見せてくれました。明野のパイロットはいつでもサービス満点。

小牧からのUH-60。

岐阜の常連、P-3Cも戻っていきます。

おまけ。F-4のレーダーアンテナです。手前が「改」のアンテナ。F-16と同じです。で、奥が普通のF-4のレーダーアンテナです。ずいぶん違いますね。


さてさて、そんなこんなで地元ADTWの元気よすぎるフライト、ブルーインパルスの意味深いソロ復帰展示など、今年最高の航空祭となった岐阜基地航空祭、とても良い一日でした!来年もまた!


かえる