ことしもへんななれーしょん。

小松基地航空祭2003

9月14日、石川県の航空自衛隊小松基地で航空祭が行われました。
またまた台風に心配させられたものの、当日はそこそこの好天に恵まれ、
日差しもさして暑いぐらいの一日になりました。

ここのところ曇天続きの空自基地祭だっただけに、今回の晴天は
久しぶりに気合いのはいる天気といえるでしょう。（＾＾；

フライトは地元第6航空団のF-15とT-4が元気良すぎるぐらいのフライトを披露し
集まった観客を喜ばせました。
機動飛行には戦競塗装機を使い、背中の龍を見せるファンブレイク（？）など
見せ方も抜群で、素晴らしい内容となりました。

また、昨年に引き続き岐阜ADTWからもF-2がリモートフライトを実施、
やはり別格であるところを見せつけました。

エアロックエアロバティックチームも久々の晴天下のフライト、かなり楽しめました。

ただ、ブルーが飛ぶ頃に若干雲がでてきて、演技は第4区分となりました。

さて、ではさっそく豪華な航空祭を画像で見ていきましょう！

ちなみに・・・今年のナレーションもブッ飛んでました。（爆笑）

まず格納庫内の展示機。F-15が爆装していました。

支援戦闘機そろい踏み。ではありません。（＾＾；　手前から、那覇基地第302飛行隊（邀撃部隊）のF-4EJ改、松島基地臨時F-2飛行隊（高等訓練部隊）のF-2B、築城第6飛行隊（支援戦闘部隊）のF-1です。これが８Sq、3Sq、6Sqなら支援戦闘部隊そろい踏みでした。

そういや尾白鷲ファントムって当HPの航空祭レポに出たのは初めて！？

これは地元第306飛行隊の戦競塗装機です。なかなか良いデザインじゃござんせんか？

前から見ます。機首にもゴールデンドラゴン入り。

支援戦闘機そろい踏み（どうしてもやりたいらしい・笑）

さて、松島のF-2には実はスペシャルマーキングと言いますか、パーソナルマークと言いますか、なにやらマーキング付きです。キャノピー脇には伊達政宗をシルエット化したデザインが。

垂直尾翼左側にはF-2 PROVISIONAL SQの文字。「二式戦闘機準備飛行隊」とでも訳しましょうか。（＾＾；

反対側にはMATSUSHIMA A.F.Bの文字。松島AirForseBaseですね。松島空軍基地。空自はいつから空軍になったんだ？？（いえ、ただの訳し方の問題です・・・とはいえ、空自は普通「A.B.（AirBase）=航空基地」という表記ですよね）

さて、観客目の前に駐機していた303飛行隊のF-15も機首にスペシャルマーキング。戦競塗装ですね。

今年はNLのEA-6B率が高い模様。また見れちゃいました。ついでにF/A-18のドタキャン率もかなり高い模様。今回も予定にはあった物の見あたらず。これでドタキャン千歳、三沢、小松の3連発！！

さてさて、オープニングに向け地元303／306飛行隊のF-15×6機がR/Wに入り最後の点検を行います。戦競塗装機です！

フォーメーションテイクオフ！つづく機体はハイレイトクライムどころか垂直上昇で離陸しました。

ダーティコンフィギュレーションの2機を一機が追い抜きます。追い抜かれるのは恒例の5機傘型ではありません。

追い抜いたのはしましま雷さん塗装のタンクを抱えた機体でした。

303T.F.Sは、会場左から進入、ダーティ＆クリーンの編隊をソロが追い抜く展示でした。目の前でハイレイトクライムをかますソロが大迫力でした。ここのF-15の機動飛行はかなり力強く日本一でしょう。

最後は6機デルタで航過です！かっちょええー！

そして着陸。カミナリさんのコンバットブレイクです。ハチでも良いですよ。

さてさて、オープニングが2段階に分かれており、F-15の次は小松救難隊のU-125AとUH-60Jによる航過＆救難員降下展示でした。救難員のパラシュート降下って・・・頭から真っ逆さまに飛び降りるんですか？？（＾＾；　手足広げてお茶目な降下。

そうこうしてたらでっかい顔が。こわ・・・あそうか、ここは松井選手の地元でしたね。（＾＾）　今年もラインのグラウンドホステスが離着陸案内をする小松恒例のアナウンスがありました。そして、民間航空会社も今日に併せてスペシャルマーキング機をよこしてくれました。ほかにもポケモンジェットとか来たんですよー。小松は以前、航空祭の日に民間機を借り上げて体験搭乗を実施していましたね。そのころは航空会社も体験搭乗にS/P塗装機をかしてくれるなど、それはそれは仲良しです。