94岐阜基地航空祭
94年10月8日に各務原市の岐阜基地で行われた航空祭です。ブルーインパルスがこなかったものの、
代わりにT-4ブルーインパルスJr.が初の他基地展開をはたし、また、川崎重工から納入前のブルーインパルス向けT-4(#730)が地上展示されました。実はこの年、大当たり。
なんたって、この年のすごかったことはブルーインパルスの分までと言うつもりか、飛実団の展示飛行が
朝のオープニングフライトから、とにかく充実しまくり気合入りまくりだったことです。今まで見た中で
これほど飛実団のフライトが充実していた岐阜航空祭はないのでは?うーん、とにかく飛実団すごかった!


岐阜はオープニングフライトと言いながら、朝からハデな機動飛行を見せつけます。F-15。TAC部隊のF-15の飛行展示よりすごかったかも。

おなじみですね、T-33&F-4。

脚出しで来たF-15が目の前でギアアップ、アフターバーナーに点火して加速します。

お隣小牧基地から5術校のT-1がフライバイ。

T-4B.I.Jrです。松島から出たのははじめて?このころの機体は今と違って色がちょっと濃いですね。このころはまだノブリンのナレーションもちょっと恥じらいが感じられました。

今は見られない演技の一つ、LRターン。

ローリングしないコンバットピッチも6機で。

2回目の展示飛行。またしてもすごい迫力。F-15が翼を振りながら急上昇。

T-4&T-2。練習機編隊と言いたい所ですが、T-2はFS-T2改だったので半戦闘機と練習機の編隊と言うことで…

この年は、F-15とT-3の編隊は会場正面で編隊を解散し、T-3はそのまま360°ターンを行いました。

これが納入前のT-4B.I.仕様機。(#730)

CH-47のカーゴスリングも。妙にプログラムの多い日でした。

無塗装銀のC-1です(FTB)。

F-15が離陸からそのまま8の字旋回を披露!こんな離陸ができるのもF-15だからこそ?凄かったです。

午後のフライトで一番頑張ったのはこのFS-T2改(今は何て呼ばれてるのでしょう)

この編隊をアローヘッドと言うそうな。

FS−T2改の模擬対地射爆撃。岐阜の展示飛行は編隊飛行も機動飛行も模擬対地射爆撃もいっぺんに行われます。

今年はT-33もいますね。

頭のすぐ上をF-15が翼を振り回しながら通って行きます。

F-15とT-2の編隊。会場前を360°旋回しました。

F-4は着陸前にゴーアラウンドまで披露するサービスぶり。


いやー、それにしても、ホントにこの年のADTWのフライトは凄かった。こんなにサービスしてくれた年は先にも後にもありませんね(私の知る限りですが)

かえる