台湾空軍 清泉崗基地オープンハウス 2011
11月12日、台湾中部の台中にある、台湾空軍清泉崗基地でオープンハウスが行われました。
台湾のオープンハウスといえば天候やその他の事情で直前でも簡単に日程変更になるなど、
外国人が遠征計画を立てて実際に見物できるかは時の運という、なかなか難易度が高いことでも有名です。
今回はオープンハウスの延期や中止は免れたものの、その週に降り続いていた雨の影響で、
なんと前日昼前に「当日はフライトディスプレイ全て中止!」を発表するという事態が発生しました。
当日は晴天に恵まれたものの、事前の予行等ができず、台湾空軍の規定を満たさなかった模様です。
このように、直前での変更や中止は当たり前という、遠征者にとってはおそろし〜い台湾を実感しました。(笑)
さて、それでもフライト予定だったアクロチーム雷虎小組、F-16、ミラージュ2000、IDF-経国-が列線を作っていたり、
地上展示機でもIDFの最新版であるMLU機が出現、他にも武装満載のF-16、ミラージュ2000、防空火気やら戦車やら、
さらには清泉崗基地に所在する部隊のIDFも大量に並べられるなど、見所いっぱいの内容となりました。
地上展示を中心に、じっくり見て行きましょう!
あ、ちなみに、CCKってこの清泉崗のことね。
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さあ、セントレアから台湾へ行きましょう。柔らかい夕方の空です。今回もいつものキャセイパシフィック、CX531で台北へ。
台湾のオープンハウスはだいたいいつも土曜日ですので、金曜日の午後だけ有給休暇をいただき、夕方セントレア発のCX531で行くことができます。んで、帰りは日曜日。だから半日休だけで大丈夫。これサラリーマンにとってはとても大きな利点です。(*^ー^*)
お!なんか、鶏肉が豪華だよ!?チキンにしてせいかーい☆
それにしてもこのCX531、重宝しています。台北経由香港行きなんですが、香港で世界各国への乗り継ぎ(しかも深夜発で効率良い)に利用できるため、香港マカオ経由で珠海に行く時はもちろん、イギリスに行く時もオーストラリアに行く時も利用します。
台北の桃園国際空港に到着です!(*^ー^*) 雨だなあ。大雨だなあ。この雨のせいで…。すでに翌日のフライト中止を知っていたので気分も沈みがち。とほほ・・・
ところでこの空港は改装中のようで、昨年までとはバス乗り場の感じが大きく変わっていました。迷子になりそうだったよ;
台北駅。なんか、かわいいオブジェクトが!
相変わらず台湾はなんだかカラフルでエネルギッシュです。台湾好きだなあ。みんな親切だし。(*^ー^*)
さて、翌朝です!さあ、オープンハウスへ行きましょー!消防署見っけ。
今回は台北からの新幹線で商務に乗りました。ようはビジネスクラス。(←笑) だって、予約をサボってたら普通車が売り切れたんだもん。自由席もあるけどもし座れなかったら嫌だしねえ。
広くて豪華な座席、なかなかの座り心地です。これで1時間乗って3,000円程度なので、充分安いです。
お!お菓子、水、ジュースがついてるよ!いいね、いいね!
だいぶ雲が薄くなってきたなあ。普通に飛べる天気なのになあ。
台湾のオープンハウスに来たのは4回目。曇りで一部縮小、曇りで一部縮小、曇りだけど全部飛んだ、晴れだけど飛ばない。。。こんな感じです。1度は計画したけど直前の気象被害で中止があったし。これで1勝2敗2引き分け。台湾、恐るべし;;
さあ、台中駅に着きましたよ!天井が高くてなんだか広々した感じです。
そしてタクシーで約20分、いよいよ清泉崗基地に到着です!
ほら、この通り、今年は建国100周年だったんですね。盛り上がることを期待してたのですが、無情の天気でしたねえ。でも仕方ありません、気持ちを切り替えて、精一杯楽しみましょう!(*^ー^*)
入り口にはこの通り、F-104が文字通りゲートガードとしてドカーンと建っています。すげえ!
今年は入門に際して身元チェックがありました。外国人はパスポート提示、で、門横の受付で登録。
はい、なんか、登録させられました。あとでDMが来るのではないかとドキドキです。(笑)
でもみなさんとてもフレンドリーで、ウェルカム!な感じでした。(*^ー^*) 中国とギクシャクしている台湾、きっといろんな事情があるのでしょうね。
今年は遠征された日本人がたくさんいたようなので、「なんで今日はこんなに日本人が来るんだろう・・・」と不思議に思ったことでしょう。
今年も正門からエプロン地区までのバスが運行されてました。遠いですからね、よかったよかった。なんか「MesDArTourBus」って書いてありますけど、このロゴ、マスターカードみたいなデザインですな。
会場着!薄曇!うん!
うん。なんか付いてる。
いきなり出ました、IDF-MLUです!そりゃもちろん、作戦能力が向上してるんでしょうね。(*^ー^*) 外観からは違いはわかりにくいですが、垂直尾翼に大きな鳥さんのマークが描いてあるのがMLU機だそうです。
見た目はぜんぜん変わらないもんねえ。それにしても鳥さんマーク、言われて見なけりゃ迷彩のデザインにしか見えませんでした。ナイス!
なかなかに薄い機体ですよね。好きな機種です。(*^ー^*)
お、晴れてきた。今年は建国100周年。記念マークが入っています。「雷虎」と描いてありますが、この機体はチームの所属機ではありませんでした。まあ、塗装も一緒なんですけどね。見分けるポイントは垂直尾翼の小さい文字のみ。この写真からは解りません。(*^ー^*)
けっこう良いE-2を持っています。
おっしゃれー!!(><)
って、これ、雷虎小組の列線です。ほら。天気いいのに。飛べなかった。。。無念。。。どうも台湾の規定は日本よりも厳しいようです。(^ー^;)
まあ、でも、そのおかげで列線の後ろまで回ってこんな写真を撮れたり。あんまりかっこいいヒコーキではない。うん。でも台湾産の飛行機なので、ここでしから見られませんよー。貴重ですよー。(*^ー^*)
パイロットさんと整備員さんが機体の前で記念撮影に応じています。雷虎は、お隣の国のチームなのに実は2回しか見たことがありません。しかも1回は悪天候フライバイだったため、アクロに至っては僅か一回。でも、物凄く印象的なショーを見せてくれたので心に残っています。ぜひまた、見に行きたいです。
英語名はThunderTigerなんですね。Tigersのように、複数形にはならないようです。どうでもいいか;;
あ、突然ですが、地上展示いろいろ、会場の様子、動画でどうぞ!
こちらはさっきのIDF-MLUではなく、デモフライト用に持ってきていた機体です。クリーン。デモチームなんですよね。これが飛ぶ姿、今年も見たかったです。来年はまた、ぜひ!!
おミラージュも。フランスがミラージュ2000のデモをやらなくなってしまったので、台湾はこれのデモフライトが見られる貴重な国になりました。
それにしてもお隣の国でこんなヨーロッパ機を持ってるんですから、うらやましいですね!見にいける私達もちょっと贅沢。うふふ。
これなーんだ。トランプの絵が描いてあります。
はい、これまたデモフライト用に持ち込まれてた、F-16Aです。うおおーう。結局、いまのところC/Dは売ってもらえないようですが、このAをアップグレードするようです。中国っちゅう大きな国に対峙しなければならない台湾、いろんな装備が必要ですね;
デモパイロットさん。イケメンじゃねえか。コノヤロー。ちなみにケータイでお話中。彼女かな♪(違うか・笑)
「オレ今オープンハウスで愛機の前に立ってるんだぜ。オレかっこいいんだぜ。変なヤツにカメラ向けられてるんだぜ。」とかいってるんでしょうか。。。
ここでなんかじゃんじゃんどんどんと音が聞こえてきましたのでちょいっと移動。
はいこれ、三軍儀隊といいまして、文字通り、陸海空の3軍合同の儀仗隊によるドリル演技です。かっこいい・・・
白いのは海軍かな。
壇に立つ司令官。ですな。うーん、なかなか!(*^ー^*)
イケメンをやっつけるために重機をチャーターしたぜ。(*^▽^*)
T-34??いろんな年齢層のお客さんが来ていました。
はい、こっちにもいました、IDF-MLU!今回はたくさんのIDFを見ることが出来ました。台湾にしかいない、珍獣です!!
パイロットさんのMLUパッチがかっこいいです。うふふ。
この肩パッチ欲しかったなあ。
平べったい戦闘機ですが、シンプルでかっこいいですよね。少しうらやましいです。
コンパクトサイズだけど双発だし。えーですなあ。(*^ー^*)
おなかの下を覗いて見た!中心線に中距離空対空ミサイルを2発。なるほどなるほど。
IDF-MLUもたっぷり動画で撮りましたので、ぐるっと見てくださいね!
飛んでないけどこのラインナップ!
そりゃ飛んでくれたほうがおもしろいけどさー。充分みどころいっぱいだよ!