千歳基地航空祭2011

さあ、いよいよです。いよいよ、ブルーインパルス再始動です!!


例年は展示飛行の予定のない3月半ばに、今年は偶然にも福岡展開していたことが幸いし、あの恐ろしい大津波の難を逃れたブルーインパルス。普通に考えれば、松島基地で機材壊滅していてもおかしくない状況でした。展開していた6機と、川重にIRANに入ってた2機、計8機もの保有機材が助かったのはまさに奇跡でした。(#804は残念ながら水没。2000年の事故からの復帰を象徴するような機体だったので尚更残念です…)

今ここで、こうして7機の列線を形成できていること。信じられない気分です。
「幸運」という言葉はあまり使いたくありませんが、とにかく奇跡的に生き残った意味は大きいと感じます。
だからこそ、ブルーインパルスには飛び続けて欲しいな、と思います。この後、8月下旬に、東松島市のイベントにも、
三沢からのリモートで参加しました。地元の皆さんも、震災以来5ヶ月ぶりに帰ってきたブルーインパルスに、
そうとうな元気を貰ったようです。ブルーインパルスは「震災を生き残った象徴」のような存在かもしれません。

今日の展示飛行、私もしかとこの目で見届けたいと思います。。。

はい、そんなワケで、最初のナレーションで、震災後に各方面の支援もあって本日飛べることへの感謝、そして公式展示1,001回目、新たな未来へ向かっての第一歩になることが、堂々と告げられました!がんばれ!(*^ー^*)

飛んだあ!ブルー飛んだよお!いつもは「ブルーはいつも同じだしなあ」とかこっそり思っちゃうこともあったけど、もうそんなことは思わない!よくぞ生き残ってくれました!(><)

はい、ソロ2機です!

今回は練成の都合か、ループやロールといったアクロを含まない、編隊連携機動飛行となりました。

そうなんです、ブルーインパルス、震災直後は機材を芦屋に残して隊員さんは一度松島基地に戻り、災害派遣に参加したのです。その後、他基地からの応援などもあり、徐々に飛行訓練に向かう環境が出来、芦屋基地にて飛行訓練を再開しました。

ブルーインパルスの隊員さんはもちろんのこと、ブルーを支援した芦屋基地の隊員さん、松島基地復興のために活躍している他基地からの応援部隊のみなさん、その隊員さん達の分まで各基地で業務をこなしている全国の自衛官のみなさん、そんな多くの人々の力があっての、今回の展示飛行です!

なんか、すごい!(*^▽^*)

ファンブレイクでーす。かつてと変わらない、密集した隊形。うん。ブルーだ。うん。うん。

芦屋では飛行場上空での訓練が出来ないため、日本海の「見島」という島の上空で訓練をしていたブルーインパルス。見島では第1区分も行っていたようです。

ブルーの編隊と、トンボのトレイル;;

この後、無線からは「5区分!」のコールが!え゛っっ、5区分!?(汗汗汗)
T-4ブルーが発足した頃からときどきこの5区分という言葉を聞きましたが、どうやら編隊連携機動飛行を指すようです。
悪天候時のフライバイはまた違う呼び方なのかな。

編隊連携機動飛行ってのはですね、展示飛行の会場が飛行場ではない時に行われるもので、ループやロール、背面飛行などは行わず、編隊航過に旋回や散開などを含め、動きを持たせた構成にした展示飛行です。

今回は、たまに見られる編隊連携機飛行よりもさらに充実させた、「千歳スペシャル」と呼べる内容でした。

じっくり見て行きましょう(*^ー^*)

4ポイントロールがくるところではナイフエッジ!

チェンジオーバーターンはいつもどおり出来ますよ♪

つづいて5番機の360ターン!

レベル・サンライズ!かっこいいね!いいね、いいね!

ロールを含まないハイレートクライムもバッチリ見せてくれます。

機体を左右に振り回すロックウィングローパス!いろいろ工夫の見えるフライトです。限られた条件で、精一杯の展示。この「チャレンジ」がとても良い感じです。

ブルーインパルスはこの週の月曜日に早くも千歳に移動し、朝早い時間にせっせと飛行場上空での訓練を続けました。芦屋で出来なかった飛行場訓練、ここで急速練成です。この短い間に、ちゃんと展示飛行の認可もとったんですね(*^ー^*)

再始動に向け、全力を尽くしていたことがよくわかります。

レターエイト。やべ、課目名忘れかけてた;;

ここでは2機揃ってのナイフエッジ!T-2時代はよく「パラレル○○」って課目名がありましたもんね。これも、いわばパラレルナイフエッジでしょう!

アブレスト・ローパスとか。やってくれますね。

ところでちょっとマニアックな話になりますけどね。
もしですよ、もし、ブルーが被災してしまっていたら。残った機体は川重に入っていた2機だけになります。
さて、そうなると、ブルーインパルスはその後どうなったでしょう。
もしかしたら、ソロディスプレイチームとして存続するという未来もあったのかもしれません。50年の歴史を誇るチームです、そう簡単に潰れてたまるか。

もう一つ。もしも、当初予定通りブルーインパルスがF-2に機種改変されていたとしたら。
偶然にも被災を免れたブルーインパルスのF-2Bは、被災してしまった21飛行隊に移管されることになったでしょう。
チームが存続できないか、良くても戦技研究班時代のような運用になっていた可能性もあります。

まあ、こんな仮定の話をしても全く意味はないのですが、今、ブルーインパルスが6機で元気に飛べているこの奇跡を、大いに喜びたいと思います(*^ー^*)

うおーう!!

ダイアモンドローパス。あれ。スロットが上にいる。。。まあ、4シップインバートのアレンジですからね。

で、ただのパスじゃない。会場正面で散開!これも4シップインバートからのリカバリーをアレンジしたものでしょうけど、こうやって動きを付けてくれるところが嬉しい!(><)

ビッグハート♪この時は空が綺麗で良かった!

次も動きのある課目です、クローバーリーフターンの開始です。

おおおー。って感じ。

一周する間に、トレイル→ダイアモンド→アローヘッドと隊形を変化させました。

デルタ360もなんか貴重です。

この姿を見られることに感謝。感動。

スワンローパス!がんばれー!!(><)

さくら。いろんな思いが詰まっています。感動的です。

タッククロスは背面は無しで。

最後は、ローリングコンバットピッチの代わりにピッチアウトブレイクとなりました。はい、言いますよー。これ、コンバットピッチじゃないですよ。いつも言いますけど、編隊から散開する=コンバットピッチ、じゃありませんからね。うん。みんな、覚えたかなー??

だからこれも、決してブルーJr.の「ローリングしないコンバットピッチ」ではありません。(笑)

ソロは2機でのアブレストからブレイクでした。(*^ー^*)

限られた条件の中で、本当に精一杯の感動のフライトでした。本当に、飛べてよかった!(><)

この後もブルーインパルスは芦屋を拠点に訓練を続けています。8月下旬には築城基地上空でのフィールドアクロも始まりました。

ホームベースではない基地での移動訓練などなど、大変な試練だと思いますが、、、ブルーインパルスを見られることに感謝し、精一杯応援して行きたいと思います。(*^ー^*)


はいー、そんなわけでとっても意味の深かった千歳航空祭、大成功!って感じでした!
めっちゃ暑かったけどねー(*^ー^*)


かえる