第八届中国国際航空航天博覧会

つづいてパキスタン空軍のアクロ、屋内展示なども見て行きましょう!

205


つづいてもパキスタン空軍です!前回はインド空軍でしたが、今回はパキスタン空軍のアクロバットチーム、Sherdilsです。なんて読むんだろ??中国表記は雄獅表演隊。おすしひょうえんたい?ちなみにケンミンさーん!彼らは何インパルスですかー??(*^▽^*)

ちょっと前までA-37を使っていましたが、今はコレ。なんだか分かる??K-8です。カラコルムってやつ。これも中国機かな?

なんだか不思議な構成で、最初に4機ダイアモンドによるループやロール、ターン、開花などなど、編隊課目を見せます。それが終わったら、今度はソロだけでアクロをやるって感じ。こういう構成は初めて見たなあ。

赤いスモークを使います。どうもSherdilsの全容がつかめません。基本はこの4機+1機のようですが、もっと多数機で飛ぶこともあるようです。どれが一番正式なプログラムなんだろ??

はい、編隊の最後は下向き開花!

間髪いれず、ソロが突っ込んできます。こちらは緑のスモーク。

K-8ってなかなか可愛い機体ですよね。エジプト空軍のアクロチームも使っています。

パキスタンの国籍表示が、なんか、タイヤみたい;;

世界のアクロチームコレクションにパキスタンも加えることが出来ました。嬉しいなあ。(*^▽^*)

アクロチームってナショナルチームでもなぜか運営は民間航空会社だったり、官民共同運用だったり、なかなか枠を作りにくいんですよね。あえて作るなら、国がお金を出してるチーム。(つってもブルーズは国代表じゃないしなあ。。。まあいいか。) それでいくつめかな?28チーム目かな。なんか、たくさん見ました。T-2ブルーとかA-37ブラックイーグルスとか機種改変したチームやブライトリングジェットチームも含めれば、ついに31チームになりました。世界中にはたくさんのアクロチームがあります。

それでも、有名どころではまだスウェーデンを見てないし、南アフリカ、エジプトあたりも見たいです。。。アジャスドポルトガルは消滅しちゃったのかな。モロッコにもあるし、アルゼンチンも持ってます。今年、UAEとメキシコで新たにアクロチームが誕生しています。なかなか、全部見るのは難しそうです。

あ、さっきの青いヘリが離陸です。きっと空降兵がいっぱい乗っています。変な形です。

はい!!コレが見たかった!中国空軍のアクロバット飛行チーム、八一飛行表演隊です!機種が今年からJ-10になりました。前回のショーでJ-10が初登場、中国の最新戦闘機なんかマジで見られるの!?と度肝を抜かれたものですが、たった2年で6機のアクロまで見せてくれちゃって、なんか、レア感とありがたみが激減です;;

こう、なんだ、ちびトランクスや悟天までスーパーサイヤ人になっちゃって、ベジータさんが「まるでスーパーサイヤ人のバーゲンセールだな」と嘆いてた時みたいな感覚です;;

はい、来ました!原色ギトギトのパラシュート!いいねえ!中国空軍です!ところで、中国人民解放軍空軍が正式名称かと思いましたが、実際に八一のJ-10にも中国空軍って略して書いてあったんで、それで良いようです。

地上をだらだら見ています。Sherdilsが揃ってます。10機も持ってきてました。いらないっしょ、そんなに。

K-8、機体前半はホークに似てますね!派手な塗装ですが、きっとアクロチーム用の塗装ではなく標準塗装…じゃないかな?そんなことないかな??台湾の雷虎とか、意外にそのままの塗装でいけるチームも多いです。考えてみれば、日本だって芦屋塗装のT-4ならそのままアクロチームと言っても違和感ないですよね。

☆ハー って書いてあります。なんかため息ついてます。

2年前あれだけレア感爆発だったJ-10が。。。なんか、こんなことに;;俗っぽいなあ;;;

アクロチームらしい派手な塗装ですがなんか垢抜けない。。。でもカッコイイと思っちゃいました。私の負けですか?(*^ー^*)

八一は6機編成のチームです。予備機込み7機で来ていました。あとで紹介しますが、アクロはアメリカンスタイルでしたよ!

このチームを見たくて4年前に初遠征したこの珠海、その後、一昨年も見ることが出来ず、念願となっておりました。それがついに、今年かなったのです!5年越しの夢、ですね!その間に機種は変わってしまいましたが、嬉しいなあ。(*^ー^*)

ワタシ、あちこちのエアショーに節操無く行っているように見えますが、ちゃんと明確な行動原理があるんです。「世界各地のエアショーに行きたい(各大陸みたいなね)」、「世界中のアクロチームを見たい」って。

そのためには、このチームも外せませんでした。台湾の雷虎とか、アジアのチームってご近所なのになかなか見られないチームが多いんです。欧米と違って活動が活発じゃないし、エアショー自体も流動的なので、難易度が高いんですよね。うーん、感慨ひとしおです!(*^ー^*)

あ、まだパラシュート飛んでました。3段重ねになってます!

また地上をだらだら見て回ります。お、今年もいました。AIRockのパッチをつけた集団。なんなんだろうね??

それどころか、今年はなんとブルーインパルス50周年のエンブレムまで登場です;;どこから入手してるのかなあ??別にコレでお金儲けしてるわけじゃないし、好意的に見られてるのは嬉しいけど(要するにファンがフライトジャケットにお気に入りのパッチを貼ってるのと同じ)、日本のものであることも明示してもらえると嬉しいなあ。

AVICからなんか新型っぽい小型機も出てました。練習機かな。派手やね!

さて、ちょっと屋内も見てみよう!と思って歩いていったら、おおっと!八一飛行表演隊のお店発見!ええー!中国軍も一般のお客さん相手に商売するんだ!ちょっとビックリです。ほらほらー、中国でさえこうなんだから、日本のブルーインパルスさーん、お店再開してください。。。

いろいろ売ってました。西側諸国でも定番の帽子とか。模型やサングラス、なぜか手袋、それからパンフレットも売ってましたが、パッチは無かったです。

こんなの、買う機会はめったにないでしょ!?超レアだと思って、私も帽子とパンフレットを買いました。それで400元だたったかな。1,000円ちょいです。安いなあ。

帽子は超ダサいけど、超レアなのでOKです。最後の方でその写真もお見せしますね〜。パンフレットはパイロットや課目の紹介があり、なかなか見応えがありました。これ嬉しいです。

で、売り子さんと笑顔で交流できました。ほら、例の尖閣問題以来、日本人とバレたら冷たい目で見られるかな、、、と心配したんですが、そんなことはありません。こちらから微笑みかたら、あちらからも「See You !」と笑顔で返してくれました。政府対政府とか、デモ行動とか、そういう団体行動になると強気でいがみ合うけど、個人レベルでは気持ちよく交流できるんです。ちょっと嬉しかったなあ。

ほんと、どこの国でもそうです。個人対個人なら、笑顔を交わしたほうが気持ちいいに決まってます。
南米でも、ヨーロッパでも、ロシアでも、中東でも、東南アジアでも、アメリカでも、やっぱり基本は笑顔でした。

海外エアショーに個人で行く予定のみなさん、笑顔を忘れなければ、楽しい思い出ができますよ!(*^ー^*)

そういえば、この写真にも写ってますが、八一の部隊マークってブルーにちょっと似てますよね。地球バックで6機のデルタ隊形、その下に翼マーク。矢印は無いけど、コンセプトは似てますよね。

さてさて、屋内も見て行きましょう。中国は宇宙開発にも力を入れていますよ〜。地球の外までMade in China !。UFOを捕獲してみたらMade in Chinaって書いてあるとか…ありえるから笑えねえ〜;ありえないって;;

宇宙ステーションみたいなものも作ろうとしている模様です。それにしても中国がコレだけ進出できる要因には、もちろん製造費用の安さによるコスト競争力の強さが挙げられますが、それ以外にもあの図々しい国民性が大いに関係しているのではないかと思います。。。パワフルですよ、中国人民…。なんちゅうか、確信犯的な。。。国際的な潮流には合わない商法かもしれないけど、我々のやり方こそ正しいんだと信じて疑わないやり方で強力に蔓延してきた…みたいな。。。

あ、そうそう、みなさん、「確信犯」の使い方、間違ってません?気をつけようね。
「悪いとわかっててわざとやる」ことは、確信犯じゃなくて故意犯です。
確信犯は、自分の行いは正しいと信じてる場合に使います。

と、このサイト、ときどきこういう屁理屈的なお勉強が出てきますのでお付き合いの程を。。。

ついでに復習だ!

アメリカ海軍のアクロチームは「ブルーエンジェルス」ではありません。「ブルーエンジェルズ」です。
Angelsは、ズと発音します。複数形を表す“s”の前の文字が有声音の時は、「ス」ではなく「ズ」と濁音になります。ANGELのLは有声音なので、それに続く“s”は「ズ」なんです。

なので、いつも「ブルーエンジェルス」と表記してる某若者向け航空誌は明らかな間違いです。

BlueImpulseが「インパルス」だから、それと混同してるのかな。。。Impulseは複数形じゃないのにね。。。

それを言い出せば韓国のアクロチームも「ブラックイーグルズ」が正解なんだけどね。。。すみません、ワタクシも誤表記してます。

ロケットもいっぱい作ってます。記念撮影してる人がたくさんいましたけど、そうそう、中国の皆さんって写真撮る時にみんなポーズをきめてるんですよね。。。ほら、このお姐さんも。他の国ではなかなか見れらない光景でした。

今回はなんだかやたらと無人機が多かったなあ。手前のは何かな?プロペラだけ木製にするのかな??

サンダーバーズとか。。。。って、いずれバーズもこんなんなっちゃったりしてね。プレデターとかリーパーとかで。。。あーやだやだ。F-35の方がまだマシだあ。(苦笑)

防空火気の展示もございますよ〜。

コレもすごいね。翼下に吊るしてるのがミサイルっぽいですが、ってことは、この無人機は攻撃能力を持っていると。。。ほほほーん。MJ-600って書いてあります。

さて、もっとぐるぐる見回ってみます。これはロシアっぽかったかな。

コレもロシアっぽいかな。さすが共産圏、ロシアが大々的に出てきます。

あ、ロシアでた!!

なんかこういう偵察ポッド?よくわかりませーん。興味のある方は「SAPSAN-E」で検索!

コレ知ってる。スホーイのスーパージェットだよね。今年のRIATでフライバイしてました。

フランカー!Su-35かな。後ろのモニターではPAK-FAの映像を流していました。模型ぐらい出てないかな〜と思いましたが、さすがにありませんでした。。。来年のMAKSでは飛ばすつもりのようです。見に行きたいなあ。

なんか、でっかい胴体モックアップがあります。

ARJ919。最新型かな?

なんか、エンジン屋さんもあるのかな。綺麗なおねぃさんもいるなあ。

拡大してみた。(笑)

裏に回って見た。こっちも重要です。アメリカがいました。ボーイング、世界中のトレードショーに出てきます。ロシアにも出てきます。すごいなあ。実際、中国でもロシアでも、民間航空会社の主力はこのボーイング機かエアバス機ですもんね。欧米も共産圏にしっかり入り込んでるんだなあ。


いいですねー、珍しいフライトにチャイナドレスのお姐さん!中国、けっこう楽しいかも!?

つづく


かえる