千歳2

千歳基地航空祭2003

203T.F.Sの低空旋回機動飛行とブルーインパルス、そしてそして帰投まで全部行っちゃいましょう！

はい来ました、地元第203飛行隊の機動飛行です！これまた雲が低くローショーとなりましたがそのおかげで旋回が低い低い。これは1番機の離陸ですが、手前の板状のものは政府専用機の水平尾翼です・・・。トンカツ、座って撮影してる訳じゃありません。立って見てても水平尾翼に隠れちゃう高度での旋回です！しかもアフターバーナーONだから凄い凄い。

2番機も観客側にひねっての離陸です。背中しか撮れなーい！

もうこの程度は常識って感じ。

雲が低いため、旋回以外の機動は出来ないものの、ソロ/編隊で各種パスを極低空で見せてくれます。

こんなに低い高度です。

つっこんできます！

ね、こんな高度でA/B全開の旋回を観客側に向かってするんだから凄いですよ。翼端からベイパーを引いて格納庫の屋根に隠れていく旋回はド迫力です。ある意味今までで一番の迫力。

2時間という長いお昼休みのあとはブルーインパルスです。離陸さえ危ぶまれるような天候でしたが、集まった観客のために離陸です！第5区分よりさらに短縮した科目で、まさに執念の飛行です。第6区分とでも言いますか。離陸はダーティテイクオフ（旋回なし）、ソロ2機もいつものアクロ離陸ではなく普通に離陸して編隊にジョインナップする離陸を見せました。

ファンブレイクなし。編隊航過演技を見せてくれました。これまた珍しいデルタダーティローパスから開始です。

つづいてリーダーズベネフィットローパス。

ピラミッドローパス。雲が低ーい！

スワンローパスを披露し。

続いてトレイルローパス。見事に一列に並んでました。

ブルーエンジェルズのエシュロンパレードを彷彿とさせる極々タイトなエシュロン隊型。

そしてライトスタッフの音楽が流れ最後の科目です。今年からの新科目、ポイントスターローパスです。

4番機を中心に5機が星の頂点に位置する編隊です。水平区分用スタークロス。ということで。
隊型としては、4機でのリーダーズベネフィット＋5機でのピラミッドってところでしょうか。

チェンジオーバーターン、レベルオープナーもなしの演技でした。よくぞこの天気で飛んでくれました。パイロットがそろって機体から降ります。それにしても千歳はT-4B.I.と相性悪いですねぇ。8シーズン中3回しか飛んでない・・・

やはりテロ・戦争の影響か、米軍機の警備は過去にないほどの厳重さです。普段は普通自衛官がいるだけですが、今回はたった2機のF-16のために、米軍からこの厳ついおじさんが3人。しかもこの3人中・・・

２人は自動小銃で武装していました！しかも顔はにこやかなものの、観客に近づく時、左手は絶対に銃から離しません。何があっても離しません。

さてつづいては可愛いものを。第201飛行隊のF-15のアンヨには熊さんの足跡が。

垂直尾翼には熊さんの顔が。（あこれは部隊マークか）
203飛行隊にはパンダさんが。（お決まりの冗談）
さて続きます。もう一方の北部航空方面隊実働部隊三沢3空団第8飛行隊の黒豹。
第3飛行隊の・・・かぶちん（笑）

さて、帰投まで行きましょう！百里第501飛行隊のRF-4が帰ります。

パイロットが手を振ってくれました。失神するほどかっこいい。

ブルーもランディングライトつけてくれたらもっとかっこよかったのに。

「電子機器は飛行機の計器に影響を与えるおそれがありますので、飛行機を降りるまでご使用になりませんようお願いいたします。」と注意するフライトアテンダントは乗っていませんか。ビデオカメラで観客を撮影中の後席搭乗員。（笑）

やっぱりブルーのパイロットは最高にかっこいいです。

さっきのRF-4の離陸です。翼を振ってくれました！

ブルー7機が勢揃い。かっちょいいー！

スモークチェック！かっちょいいいいいー！！

５，６，予備機はスモークテイクオフで帰っていきました。

三沢のお客様もお帰りになります。ASM-1まで青いです。

空自も米空軍に負けず女性パイロット！かっちょいいですよね！千歳でも松島でも新田原でも、とにかく遠い基地に行ったときにC-130の帰投を見ると「乗せてくれー」と必ず思ってしまいます・・・

F-2も帰ります。大きな増槽が目立ちます。

あれ、どこに向かって手を振ってくれてるんでしょうか。（＾＾；

わーお、青F-4も翼を振ってのさよならテイクオフ！

F-2も派手に離陸していきました。それにしても千歳の隊員さんもご親切で、ロープでの観客撤収を促しながらも「申し訳ありませんが、F-2が帰ったら撤収お願いできませんでしょうか」と、最後の最後まで見せてくれました。ありがとうございます＆ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。

そしてこのころ、空はすでに晴れ間が多く・・・毎年千歳恒例、蛍の光で雲もお帰りになります現象が今年も。

てなわけで、微妙な天候ながらも地元航空団も外来デモチームも精一杯の気迫のフライトを見せてくれた満足度の高い航空祭でした！
また来年、すばらしい航空祭を期待しています！