SPECTACLE AERIEN INTERNATIONAL FAMILIPRIX DE QUEBEC 2008

これまたエアショーの名前なのかどうかも分かりませんけど(おフランス語は大学で数年+実践編で勉強したはずなのに;)、
はい、ようするにカナダ東部、ケベックでの開催されたエアショーです!!

ケベック400周年を祝う行事の一環に組み入れられたこのエアショーは、
ケベックの国際空港(といっても地方空港のような感じ)で6月13日〜15日の3日間に渡って開催されました。

このショーの凄いところはなんと言っても世界トップクラスのアクロチームが集結したことでしょう。
地元カナダのスノーバーズ&元ご主人イギリスのレッドアローズv.s.お隣アメリカ空軍サンダーバーズ&アメリカ海軍ブルーエンジェルズ、
という、まさにヨーロピアンアクロとアメリカンアクロの頂上対決となりました。

ヨーロッパのエアショーならメジャーどころが揃うことも珍しくありませんが、
今回は前述の通りヨーロピアンvsアメリカンという構図が出来上がり、マニアも充分楽しめる内容だったといえます。

実際、レッドアローズの凄まじさ、スノーバーズの優雅さ、ブルーズの硬派、バーズの派手さと、
それぞれの特徴が際だって物凄く良かったです。

当初の予定ではさらにフランスのパトルイユ・ド・フランスが入っていたという、まさに“とんでもない”ラインナップでしたが、
残念ながらおフランスは2ヶ月前にドタキャンされてしまいました。あまりにも惜しい!!
公式サイトで同日程に別のエアショーが入ってたからおかしいと思ったら;私、裏切られたの3回目です;;

1日目は夕方からスタートのトワイライト&ナイトショー、2、3日目がメインのショーでした。
1日目は夕暮れ空の中でレッドアローズがとんだり、ブルーズのファットアルバートがJATOを見せるなど、
なかなか充実した夜のショーとなったようです。私はその13日夜22時ころケベック空港に着きましたが、
まだ花火を付けた飛行機が飛んでいました。

メインの1日目となる14日は午前中概ね晴れの中、爽やかな飛行場で前座(失礼;)のあと、
ブルーエンジェルズでショーがスタートしました。
午後には一時土砂降り(バーズの時;)、後薄曇りと、めまぐるしく天気は変わったものの、
結局ビンボークジを引いたのはバーズのみ(でもローショーバッチリです)、他の3チームは
完璧なアクロを見せ、世界最高峰であることをこの上なく見せつけてくれました。

2日目はうって変わって朝から本降りの雨、ブルーエンジェルズが早々にキャンセルを決めてしまったものの
天気は徐々に回復、雨の中でも平気で飛ぶと噂のレッドアローズから曇り空のもとでド派手なショーが展開されました。

奇跡的に天気は回復し、スノーバーズ、サンダーバーズは無事にハイショーを見せることが出来ました。
バーズにちょっとしたトラブルがあったものの、回復してくれた天気に感謝です、

他にも地元カナダ空軍のF/A-18によるデモフライト、アメリカではお馴染み、ダン・ブキャナン氏のハンググライダー、
ピッツのありえないアクロなどなどたくさんのフライトが山盛り、地上でもカナダ軍・アメリカ軍を中心に様々な
機体や装備が展示され、充実した楽しい二日間となりました。


はい、さっそくですがチケットです!!おフランス語で書いてあります;ケベックはその通り。フランスの支配下にあった地域であるため、いまもフランス語が中心です。いろいろ。ね。

アメリカ方面のエアショーにしては珍しく、開門前の朝から人がいっぱいでした。オヤジ、こええよ。(笑)

このころは天気良かったんだよなあ。B-52、脚が明後日の方を向いています。

ノーズアート付きなのね♪それにしてもこの大きさは反則です。でもA380とか見た後だと華奢に見えるんですよねえ。

赤い複葉機は派手ですね♪金魚みたいです。

はい、もちろんこういう飛行機も展示されています。私、こういうのさっぱりわからん・・・。ごめんね。

海軍機なんだろうなあ。ってのは分かるんですが。2日目はオイルを入れてました。

もう一回♪なんかラインが美しいですよね。

カナダの象徴と私が思い込んでいる楓を描いた旗を揚げている飛行機がいました。(形容詞長すぎ;)

いかにも水にも降りられます風の飛行機を見つけました。北国ってこういうのが多いですね。

エアカナダ。でしたっけ。ずいぶん塗装が変わりました。爽やかで良いなあ。

はい、今日の主役達です!!スノーバーズ、レッドアローズ、サンダーバーズ、ブルーエンジェルズ・・・贅沢すぎ!!

北米3チームが揃うことも珍しいですが、わざわざアメリカ大陸まで遠征してきてくれたレッドアローズは凄い!!このあと、アメリカ国内の数カ所のエアショーを梯子したようです。

カナダはP-3も持ってまーす。海上自衛隊のよりも色が濃くてかっこいいと思った。

こっちも。C-130。どこの国に行っても見かけます。でもカナダのは初めて見たかもしれません。

古い飛行機って大切にされてていいよね。好きだな。

なんかえげつない感じのヤツもいました。

芥川龍之介。って連想ゲームですか。何が言いたいか分かる?(笑)

めっちゃでっかくCanadaって書いてあります。間違ってたらかなり恥ずかしいよね。>そういう問題か ご存知、C-17です。新鋭機だったのになあ・・・。

うらー!!!!ごめん、条件反射。(笑) とんでもないものも展示されていました。アメリカ海軍のアドバーサリーですよ。アドバーサリーって当サイトでは初めて使った言葉じゃないかな?仮想敵部隊を空軍がアグレッサーと呼ぶのに対し、海軍はアドバーサリーと呼びます。もちろん、赤い星を付けています。ソ連です。(古)

ナンバーの書き方も、ロシア風。てか、ロシアってマジでこうやって書いてるもんね。あ、機種はもちろん、F-5N・・・ですよね??アメリカ海軍×F-5というと真っ黒い“MiG-28”を思い出す方も多いのでは?(笑)

こんなのが見れるとは思わなかったなあ。フランカー系な感じかな?

カモノハシ・・・;

もう一機いました。こっちは砂漠な感じの色をしています。

縞々模様ですね。F-5なんて弱そうなので飛んでいる分、ワケもなく飛行教導隊より硬派に感じてしまいました。海外のエアショーでよく見かけるF-5ですが、飛んでいる姿はあまり見たことがありません。パトルイユ・スイスぐらいかな。でもかなり優雅でしたよ。好きな機種の一つです。

アメリカ空軍の一般人、F-16です。どこにでもいます。

どっかの州軍な感じでした。写真確認すれば分かるけど…まあいいか!(笑)


地上展示もまだまだ盛りだくさんです。そしてフライトはもっともっと盛りだくさんです。

つづく


かえる