THE
ROYAL INTERNATIONAL AIR TATTOO 2005
インターナショナルエアタトゥー2005
2005年7月16日、17日の二日間、イギリスのフェアフォード空軍基地で
毎年恒例の世界最大の軍用機の祭典、インターナショナルエアタトゥーが開催されました。
直前にロンドンでテロ事件があり、一部開催を危惧する声もありましたが、エアタトゥーは開催を決定。
今年もヨーロッパはもちろん、世界中から各種軍用機が集まり、観客も世界中から押し寄せました。
当日は、イギリスのイメージとはまったく異なり、朝から晩まで快晴に恵まれ、
オマケに21時ぐらいまで日差しが強いため、ものすごい耐久戦となりました。
フライトも盛りだくさん、たくさん過ぎて途中で飽きました(笑)
だって次から次ぎへと戦闘機が飛ぶんですよ!
もうカンベンしてくれと言う食傷症状と猛暑と感動、ほんとにこれは強化合宿だ!
アクロチームも地元イギリスはもちろん、ヨルダン、スペイン、イタリアから参加があり、華やかそのものです。
戦闘機に目を移すとヨーロッパ最新鋭のEF2000のデモフライト有り、トーネード、ミラージュと言った
これまたヨーロッパ特有の戦闘機もあり、ホーク、ハリアー、ジャギュア…と、
日本で見られるエアショーとはまったく違った世界を見ることができました。
地上展示も本当にいろんな機体が集まり、撮るだけでも一苦労。
まさに世界最大の軍用機の祭典と言われるだけのことはある、素晴らしいエアショーを体験することができました。
今年はパトルイユ・ド・フランスの不参加やロシア系機の未参加、アメリカ軍のデモフライト減少など、
若干の縮小傾向は見られたものの、それでも間違いなく世界最大です。
午前10時から午後6時までまったく切れ間のないデモフライト、凄まじいの一言でした!最高!!
フレッチェトリコローリのリーフレット?をちゃっかりゲットして満足なトンカツでした。(笑)
まずはこれ。皆さん、ご存じですよね♪イギリス空軍のC-17です。おデブさん。
ブルーイーグルス!っていきなり言っても分かんないですよね。イギリス陸軍のヘリコプターデモチームです!おおお!
と思ったらいきなり三角が飛んだ!これまた初めて見た!ミラージュだ!!ミラージュ2000です!!
デモってるのはおフランス空軍でございますわよ。ぽんじゅーす!じゃなくてボンジュール!(←ベタでごめんね)
変な形のクセにものすごい軽快に飛ぶんですね♪
雑誌で見たことはあっても、実際に見ると「主翼+尾翼」という常識をホントに覆されます。
びゅーんドカーンとアフターバーナー全開で騒音をまき散らして飛び回り、とてもお上品なおフランスとは思えません。お下品座ざます。
あ、足を出してもやっぱりおフランスざますわね。それにしても初めて見たおミラージュ2000、いきなりのデモフライトだったこともあり、度肝と腰を抜かれました。素晴らしかったです。台湾でも見れるのかなー?
次は良くわからんけどなんかクロスしてたから撮ってきた。
お、ブルーイーグルスがクロスしてます!機種はえーと…買ってきたプログラムによると、Westlamd
Lynx Ah7とGazelle AH1だそうです。4機いる方がAH1ね。コブラじゃござんせん。
んでこのリンクス、凄いんですよ!ループもするし、いきなりバク転したりするんですよ!わかる?ホバリング状態からいきなりでんぐり返るの。ビックリした。腰抜けた。
お、これ、古典機ファンには有名ですよね。あれじゃないの?スピットファイア?違ったらごめん!(逃げ!)
さて、また続いてきました!日本では見れない機種!!トーネードF3です!日本ではとかく人気がありません!(^^;
イギリスではアフターバーナーをリヒートと言うんですね。reheat?まあ、言葉的には同じですわな。後で燃やすアフターバーナーと再び燃やすリヒート。
そうそう、これも可変後退翼なんですよね♪
デモパターンもどことなくF-14のを彷彿とさせるモノでした。やはりミラージュよりは前世代の機体のせいか、デモも破天荒というよりは見慣れた感じの落ち着いた迫力でした。安心して見てられたもん!
上空まで昇って一気に降下!ネリスとは違い湿度はあるのでベイパーが出ます♪
超低空ハイスピードパスです!見せ方が巧いですよ、ホント!
あ、またデブいのがきました!C-130です!でもよくみてください、プロペラの形。C-130Jでしょうか。イギリス空軍ではC5と呼ばれているようですね。
この姿勢から一気に着陸しちゃったのでビックリしました。腰抜けました。
つづいても切れ目なく登場!ヨルダンのアクロチーム、The
Royal Jordanian Falconsです!
このチーム、空軍の持ち物ではなく、ヨルダン航空が経営…じゃなくて運用してるんです。変わってますね♪
機種はエクストラEA300S。純粋アクロ機です!そのためやっぱり凄い!3機ならんでハンマーヘッドターン!
実はこの人達と同じホテルでした…帰国の日の朝、エレベーターホールで遭遇。(爆笑)
「パイロット?」って聞いたら「わたしゃ整備士だよ」と。「エアショー行きましたよ!」と答えたら「チームできたの?」と質問が…。ごめんね、一般人です(^^;)
いつの日か、日本からもチームが参加できると良いですね!どうですか、青い衝撃の皆さん!期待してますよ!!
あ、んで、エレベーターに乗ったらパイロットがいました。(笑)食堂で勢揃いしてました。ドキドキ。(^^;)
さて、演技は続きます!プロペラ機だからってなめちゃいけません、すばらしいです!
ローリングコンバットピッチみたいな機動でブレイク♪
つづいてはCH-47!じゃなくて、イギリス名称HC2!これまた見慣れた機種ですが、こんな飛び方できるんだ…ってデモを見せてくれました。腰抜けた。
まだまだ始まったばっかりなのにもうこの充実度!来ました地元イギリスの変な飛行機!ハリアーGR7!
これ、垂直離着陸ぐらいが取り柄かと思ってましたが大違い!運動性もとっても軽快!この姿からは想像できません!!ひょーんと飛んでクルクル回ってびゅーんと上がっていきます。軽快、軽快。スピードも出るんですね!
と思いきやでました!必殺垂直着陸!これで敵兵を踏みつぶして撃破します!(なんかカンチガイ)
と思ったらまた上がった!垂直離陸!
そのままホバリングしー、グルーっと向きを変えー、バックしたりー、横向きに飛んだりー、まるっきりヘリ状態です。
わお、いきなりこの角度!で、着陸しました!んもう、興奮。腰抜けた。
日本だったらここまでと救難展示とブルーで終わりって感じでしょ?
ところがどっこい!まだまだ始まったばっかりですぜ!覚悟は良いですか!?行きますよ!どんどんと!