THE ROYAL INTERNATIONAL AIR TATTO 2006
2006年7月15日〜16日、イギリスのフェアフォード空軍基地で恒例のインターナショナル・エアタトゥーが行なわれました。
ご存知のとおり、世界最大の軍用機の祭典と形容されるこのエアショー、とにもかくにも飛行機だらけ。
朝10時から午後6時まで、ほんとうに間の空かないフライトディスプレイが目白押しです。
それもヨーロッパ最新鋭機、アメリカ戦闘機、ロシア機まで登場したり、バラエティーもすんごいのです。
今回は、朝方若干雲が厚く気温も低く心配させられる面もありましたが、
不思議なことにフライトが始る時間になると綺麗な晴天が広がり、
昨年に続いて焼けるような太陽が照りつける最高のエアショー日和となりました。
フライトにもEF2000やJAS39、ミラージュ2000といったヨーロッパを代表する戦闘機はもちろん、
なんとロシアのMiG社からMiG-29OVTが参加、とんでもないフライトを見せつけました。
アメリカからもF/A-18Fがボーイングのテストパイロットによってフライトを披露したり最新鋭MV-22が登場するなど、
ヨーロッパ勢にも負けないすばらしい飛行を見せてくれました。
そしてアクロチームですが、地元イギリス、スペイン、スイスから空軍チームが、
またヨルダンから、民間ですがアクロチームが参加しました。
残念ながらパトルイユ・ド・フランスは直前にキャンセル。他にも民間のアクロもありました。
地上に目を移してもあれやこれやとお祭り騒ぎ、とにかく今年もぶっちぎりで優勝(古)のRIAT、また画像で見て行きましょう!
はいいきなり!プログラム無視して離陸したのはキャンベラさんです。
今年で退役。でしょうか。そんなような感じです。
しかし元気元気。このかっこ悪い形からも想像できないような軽快で切れの良いフライトを見せてくれました。ほんとに退役ー?
つづいてこれ。PC-7かな??
黒に黄色の可愛い塗装で元気いっぱい飛び回りました。
どんどん行きます!見慣れないヤツがどっかからリモートでやってきた!!
イタリアの最新鋭高等練習機、M346!まさかこんなのが見れるとは!!フレッチェトリコローリの次期使用機に決まってるってマジですか。
さすが最新鋭機、動きは軽快そのものです。朝方はまだ雲が残っていたせいもあり、縦系の演技では雲に入ってしまうことが何度もありました。もったいない。でも湿度が高いのかな、すんごいベイパーが出てて良かったです。この後、雲に飛び込んでいきました。そしたらですよ、この両主翼から出てたベイパーが・・・!うわー!うっそー!!(なにがあったかは内緒) ってウソです、うん、空気が渦巻いてぶつかってたんでしょうか、ばーんとけっこう良い音がして、ベイパーが繋がって輪っかになってました。不思議な光景でした・・・
青に水色の綺麗な塗装の可愛いヤツでした。(^^)
続いていきなり登場、F/A-18C!スイス空軍です。昨年はフィンランド空軍でしたね。
んーと、午後にスーパーホーネットもあるしー、まあ前座か…お、その割りにこの引き起こしも良い感じじゃん。ぐらいに思ってたんですけど!
とんでもない!!こいつら、こ、こいつら!!
凄すぎるんです!!飛び方が尋常じゃない!!
いきなりやらかしたこのロール!変な風に回ってた!驚愕!!
スーパーホーネットがやるようなロールをいきなりかましてくれました!しかも客席にこれだけ背中が見える状態で!!
その後もこのレガシーホーネットは次元が違いすぎ。この姿勢から…
次の瞬間にはこうで…
その次にはこう。…横向きにロールしてる…おまえ、スーパーホーネットか!!
次から次へと度肝を抜かれるような見せ方を次々と繰り出すスイス空軍、正直、開いた口がふさがらなかった。こんなすごい“普通のホーネット”は初めて見ました。もうね、静止画じゃ伝わりません、この凄さ。動画で見てください!!
いやほんと、とにかく凄すぎる。いきなり持っていかれた気分。
スイス空軍いいぞ!がんばれ!てか、きっとアメリカ海軍もかなわない。(^^;)
脚、フック、空中給油プローブ展開でロールとかするしー。フライトの組み立ても凄くうまかったです。迫力のある見せ方をしてくれるんですね。レガシーホーネットがまるで第4世代機のような飛び方。
そっか、サーチライトついてるんですね。はい、やはりちゃんとPaul Bowen Best Solo Jet
Trophyを受賞してました。さすが。昨年のフィンランドに続き2年連続欧州スズメバチが受賞ですね!
ステアマン。(いきなり緩いな)
主翼の上に人が立ってまーす。
この人の変なくねくねした踊りは気持ち悪かったです。あれ何とかなりませんか。(笑)
続いて出ました、だれですか?
続いては知ってます、ハリアーGR7A!9?だってプログラムにHarrier
GR7A/9って書いてあるんだもん。わかんねえ。
高速で突っ込んできます!
ソロフライトではかなり軽快なところを見せてくれます。
裏返ったり。なんかパイロンをいっぱいつけて飛んでますね。
急上昇したり!ハリアーって垂直離着陸だけじゃないんだ。
と思ったらさっそく出ました、ホバリング。ドライヤーみたいな音がしています。
やっぱりいつ見ても不思議だよねえ。
はい、地元イギリス軍でした!!
さあまだフライト始って約1時間です!いきなりこれだけ見せちゃいますか!!日本の航空祭だったらあとはブルーインパルスで終わりって感じですね。(^^;)
とんでもない、まだまだこれからですよ!プログラムの1/6も終わっていません!