ロシア空軍100周年記念エアショー 2012
8月11日-12日の2日間、ロシア・モスクワのジュコウスキー飛行場にて、
ロシア空軍100周年を祝うエアショーが開催されました。
ロシアのエアショーといえば奇数年に同飛行場で開催される“MAKS”が有名ですが、
MAKSは国際トレードショーでありロシア空軍主催ではありません。
ロシア空軍が中心となって開催される大規模エアショーは大変珍しいものといえます。
特に今回は100周年ということで、MAKSでも飛ばない機種まで大々的に参加し、
また、数か国からアクロチームや戦闘機も参加するなど大変華やかなショーとなりました。
11日は各国武官なども招いての公式行事、12日はロシアの一般国民にも開放してのお祭りとなり、
11日は途中で降雨があったものの12日は終日快晴の中、たくさんのデモフライトが展開されました。
ただやはり国際航空ショーではないため、なかなか公式な情報が発表されず、
本当に開催されるのか、どこで開催されるのか、はたまた一般人は見学できるのか、
ギリギリまでやきもきさせられることになりました…★
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って、まずこの日にち!日本のお盆休みに重なりますやん!行かない手はない!!><
ってんで、エアショー開催が判明した時点から画策していたこのエアショーについに出発する日がやってきました。
当初、ジュコウスキーなのか、はたまた近くのチカロフスカヤなのか、どっちかはっきりせず、大変迷いました。
ジュコウスキーならもう2回行ったことあるし、個人でも行けるかな、、、とも思ったのですが。
今回は国際トレードショーではなく、空軍の100周年記念行事です。しかも、ロシア。
冷静に考えてみれば、日本人が個人で入場できる保証がどこにもありません。
となれば、現地の旅行代理店とも繋がっている、日本のエアショーツアーに頼った方が
入場できる可能性が高いのではないかと考え、いつもMAKSでお世話になっている読売旅行さんに今回もお願いすることにしました。
結果的に、やはりギリギリまで外国人が入場する方法のアナウンスが無く、また最終的には外国人の事前登録も始まったものの、
モスクワ市内へ入場チケットを貰いにいかなければならないという扱いで、よほどロシアに慣れていなければ見学できない状況でした。
読売旅行さんもぎりぎりまで現地と調整をしてくれて、無事に入場することが出来ました。
これは、我ながら先見の明があったな、、、と…(笑)
さて、そんなこんなで、またまた成田からロシアの旅に行っちゃうぜ〜☆ アエロフロートの機内食は結構おいしいです。
日本を出発して、すぐロシア領空に入ります。お隣の国だもん。近い近い。なんてことはない。モスクワは遥か西方、ほとんどヨーロッパ。。。長旅の始まりでーす;;
はい、しばらく飛んでモスクワ到着!到着ロビーに出てびっくり;;なんか、ものすごい数の人とテレビカメラ。おお、私もついにこんなに有名になったか・・・!ではなく、ロンドンオリンピックから選手が帰ってきたようです。きっと金メダリストもいたんでしょうね、取材陣が殺到していました。
あーやっぱりロシアはツアーが良いなあ。まだ自分で行く自信はない。去年は一人でホテルから帰ってみたから無理ではなさそうだけど、やっぱりツアーが楽。バスでびゅーんと行っちゃうぜ。
お天気、ええですなあ。。。今年も来ちゃったなあ。モスクワ。
はい、これまたいつものコスモスホテル。なんか、骨董的なテレビが;;
さ、さっそくですが2日目です!行ってみましょう!これホテルの外観ね。本日は、エアショーの一般公開はございません。従いまして、ツアーはモニノ空軍博物館&市内観光に切り替わりました。
が。基地警備が厳しく、飛行場に近寄ることが出来るかもわからない状況ではあるものの、それでもいいというのなら。
という条件で、どうしても基地付近へ外撮りに行きたいグループが別行動となり、一路ジュコウスキーを目指すことに!
そらアンタ、私も元々外撮りも覚悟してたから喜んでそっちについていきますよ。(笑)
あ、ライオンだー(*^ー^*) 植え込みを刈り込んで可愛い形になっていました。
ロシアの教会って玉ねぎついてるよね。
はい、ジュコウスキー付近まで来ちゃったよ。どうなるどうなる?どきどき・・・
お、やっぱりK察が!!
裏返った人も!!っと、結局、バスは止められることもなく、基地周辺をぐるぐる回ることもできる程度でした。
豊かな実り。さすがに飛行場内へは入れませんので、外撮りできるポイントを探してさまようことに。ははーん。こういうの、嫌いじゃありません。(*^ー^*)
そして辿り着いたのは基地からだいぶ北の道路沿い。ちょっと小高くなってる丘の中腹。お。教会がありますな。ここから飛行場が望遠できるポイントへ歩いていきまーす。
んで、ここに来た。うん。見晴らしは良い。うん。そして地元の人もたくさん見に来ている。うん。でも、遠い…です。
飛行が始まるまで、しばらく待ちます。
そして…来ましたあああ!!!!おー!!!いきなり今まで飛んでる姿は見たことのなかったこれ!Su-25ですよ!しかも編隊!!遠くから見てるので、編隊を横から見てる感じになりました。分かりにくいんですが、白青赤のロシア国旗風スモークを引いています。
次の編隊がまた圧巻!!これはすごい!これほどの数のロシア戦闘機のこんな編隊、まさかこの目で見る日が来るなんて!!MiG-29×8、Su-25×8、そしてSu-27×5の大編隊で「100」を形作っています。ところでフランカーの中に1機、レドームが緑のやつがいますね。これらの機体は、近くのチカロフスカヤ基地からリモートでやってきました。これの動画もありますよ〜。
モニノ空軍博物館へ観光に行ったグループはこれらの機体を見れたそうです。チカロフスカヤとモニノは近いですからね。
わあああ!!!!飛んだあああああ!!!!!PAK-FAことT-50!この日も飛びました!2号機です。昨年のMAKSのような機動飛行ではなく、MiG-29と組んでの編隊飛行でした。もちろん、これの動画もあります。見てくださいね。 MiG-29の機動もね!
各国の空軍の要人が見守る中(もちろん日本の航空幕僚長も訪れています)、最新鋭機を披露です。
このあと、当初予定のなかったYaK-130も飛びました。
ロシアンナイツとスウィフツの編隊もやってきました。見学してた場所が飛行場からだいぶ遠かったのですが、この編隊は大きく回ってきますので、すぐ近くまで来てくれました(*^ー^*) んー。すんごいね!
MiG-29はベイパーをよく引いてくれますね^^ スモークはありませんが、とっても見ごたえがあります。
それにしてもこんな異機種編隊でアクロやっちゃうんだから、ロシア空軍恐るべし。。。このフライトの動画、こちらです!
フレア出た!!ロシアはフレア大好きですね!編隊を分離、それぞれのチームで別々の演技も見せてくれます。なんか近年、いつも合同の編隊演技ばかりだったので久しぶりに個別のフライトを見ることが出来ました。贅沢だなあ。
ロシアンナイツの最後のフレアも健在です!!
ロシア機が一通り飛んだあと、こんなのが上がっていきました。おお。去年のMAKSで見たぞ。プーチンさんが乗ってきた。この日も、プーチンさんが来て観閲していったようです。
っと、このあたりで雷雨模様になったため、見学はここで中断です。市内観光に切り替え〜。
もっと粘ってればまた見れたんじゃないかなーと後ろ髪をひかれつつ、ツアーだから仕方ありません、
ここは我儘を言う局面ではございません。(っと、バスから見てたら雷雨の中でルスが元気にアクロやってたのには唖然としましたが…
その後もブラックジャック編隊なども見ることが出来ました。ほらほら、やっぱり飛んでた・笑)
さあ、そんなわけで、モスクワ観光へ行っちゃうぜー。MOCKBA。だそうです。モスクワだよー。
うわあ、派手だなあ!バス、もうちょっとゆっくり動いてくれ!(爆笑)
こっちにも金ぴか。ロシア教会、恐るべし;;
はい、やってきましたのは、雀が丘と申しまして、ロシア市内を一望できる丘でございます。ちなみにこれ、モスクワ大学。でかいねえ。
少年よ、大志を抱け。じゃなくて、羊が丘、、、じゃなくて、雀が丘は一大観光地です、お土産屋さんがいっぱい;;
いや実はこれ楽しみにもしてたんだけど;;マトリョーシカだらけだよ!ペンギンとか、パンダとか!!ロシア人から「やすいよー」とか日本語で声かけられた;どこの国に行っても同じだ;;外国の観光地の現地人はみんな「ヤスイヨー」と言うんだ;;;
そんなに標高が高いわけでもないので見晴らしがとても良いというわけでもないらしい。
すぐ近くに、こんな教会もありました。絵が綺麗ですよね。
さて、また移動開始。これなーんだ。はい、北朝鮮の大使館?領事館?なんかそういうやつだそうです;
ここはお金持ち層が住んでる高級マンションなんだとか。
また教会!なんか、モスクワ教会めぐりになってるこのページ;;我がサイト、主題はなんだ。
けっこうあちこちにこういうのがいます。
戦勝記念公園へやってきました。戦争に勝っちゃうと記念公園を作っちゃうんだねー。
おべりすく。
刺されるー!><
無名戦士のお墓はいろいろな所にありますね。
帝政のころからの英雄な人たちなんだろうなあ。。。なんせキリル文字の説明は一切読めないので;;
さて、またバスでホテルへ帰りましょう。なんか、金ぴかなビルもあるなあ。。。モスクワもすごい勢いで発展しているようです。初めて来た2007年と比較するけでも、ずいぶん整った感じがします。
と、夕食はホテルのレストランで♪ …、……。取りすぎですかね;;あれもこれも山盛り。取ったからには残しちゃいけない。全部食べましたよ。。。不味いものもあったけど(笑)
さあ、様子見はここまで!いよいよロシア空軍100周年エアショー本番へ行きましょう☆