タイ空軍100周年記念エアショー 2012
6月29日〜7月2日、タイの首都バンコクにあるドンムアン飛行場にて、
タイ空軍創設100周年を祝うエアショーが開催されました。
今年100周年を迎えるにあたり、タイ各地で100周年を記念したエアショーが開催され、
F-16の記念塗装機や新設アクロチームがができるなど大いに盛り上がっているタイで、
この週末にいよいよ首都にて記念行事の開催となりました。
4日間の日程中、一般人が入場して見学できる日は限られていましたが、
運よく自分が計画した日がそれにあたり、しっかり見てくることが出来ました。
ここドンムアン基地はかつての国際空港としてタイの玄関口となっていましたが、
今はスワンナブームにその役目を譲っておりますが、空軍基地も併設されており、
毎年1月のこどもの日にオープンハウスが行われているのも有名です。
(最近また少しずつ路線が戻りつつあります)
当日はムシムシとした東南アジアらしい気候の中、若干雲は多めであったものの
予定通りのイベントが行われ、大いに盛り上がりました。
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さて、今回の旅も関西空港からです。タイ航空の深夜便があるため、金曜日の仕事後に出発しました。
土曜日の早朝にバンコク着、タクシーでドンムアンへ移動、エアショーを見て再びタクシーで空港へ戻り、
そのまままた深夜便で中部国際空港へ帰る。日曜日午前には自宅に帰宅していた・・・という強行軍です。
有給休暇を取ることなく、海外のエアショーを見て、しかも日曜日はのんびり自宅で休めるという、なんだかあり得ない日程となりました。(笑)
ところで、搭乗直前の23:30過ぎ、翌週イギリスで開催されるRIATのオフィシャルサイトにて、RIATに航空自衛隊が参加するというとんでもない特報が流され、
ワタクシ、タイ便に乗る直前なのに思わずそっちにくぎ付けになりました。この件はまたRIATレポにて。。。♪
さあタイへ向けていってらっしゃい!って自分で行くんですけどね;うわ、愛媛の上を通るなあ。危ないなあ。(笑)
深夜ですので機内食は出ないのですが、軽食が出ました。いやー。ガッツリ行きたいんですが。。。ワタクシ、身長低く、なおかつ体重も少な目(52kgしかないぞ)ですので小食に思われがちですが、、、結構食べます。食べるの大好きです;;
はい、画質わるく、しかもぶれちゃってますが。どうですか、この星空!上空1万メートル、夜の飛行機から見る星空は、信じられないぐらい綺麗です。目線の高さまで星だらけ。天の川もくっきりです。特に今回、すごかったです。天の川をはっきり認識したのは生まれて初めてかなあ。いつか綺麗な写真を撮りたいと思いつつ、まあ、無理でしょうね☆
はい、朝ご飯!うわ、レーズンやだ!ほとんど好き嫌いないけどレーズンはダメでーす。食べるけどね。。。はい、タイ航空、機内食もなかなかよろしいですよ??
そんなこんなで約5時間、タイに到着です。
早朝のスワンナブーム国際空港からタクシーにて約40分、ドンムアン飛行場までやってきました。
それがねー、空港ターミナルから歩いて会場側まで行ったんだけど、入口がわかんなくて。(笑)
だって、門衛みたいな人がいるし、入っていく一般人も少ないし、ほんとにいいのかなー。。。とか思って20分ぐらい門の前で観察してたよ(笑)
まあ、なんのこともない、そこから入ったんですけどね^^
しばらくまって、会場オープン!おお。セキュリティチェックのお姉さん軍人がめちゃくちゃスタイルよく美人さんだったのでずっと愛でていたかったのですが、「元男性かもよ」と言われそそくさと撤退です;そか、ここ、タイだ;;
わあ、なかなかかわいらしい飾り付けですね(*^ー^*) グリペンがいっぱいです。
100周年につき気合入ってます。あー。空自100周年は2054年かあ。遥か先だなあ。マロ77歳になっておじゃる;高齢者エリアに入れてたも;;
でもいま100周年を迎えてる各国って、その国で航空機が軍事利用され始めた年から数えて100年ってのが多いですもんね。旧日本軍が最初に航空機を使ったのはいつなんだろう。そこからカウントしたら何年なんだろう。まあ、空自は旧軍の流れを汲んでるわけじゃないからやっぱり100周年にはできないんだろうけど。
写真や絵画を展示しています。
ほほーん。いくつか100周年を見てきたけど、屋内展示はタイが一番がんばってるかな。
タイは比較的早い時期からF-16を使ってますよね。グリペンも新しく導入しました。なかなか贅沢です。
アメリカ軍の爆撃機をやっつけてる??
いろんなところに基地があるぜ〜な展示です。
はい、みなさんご存知、世界的に有名な航空写真の第1人者、徳永克彦さん。今回のオフィシャルフォトグラファーでもあるんですね。すごいなあ。
いつか、徳永カメラマンのように各国の航空機をたくさんたくさん撮ってみたいですね。(*^ー^*)
徳永カメラマンを敬意を表し、写真展もありました。圧巻です!タイ、なんだかいい国ですね^^
UAVなんかも展示されてまーす。
どーもくんもいました。
パイロットの装具はどこの国も独自の物なのかな??
おそらくタイ空軍の始まりのころに使われた航空機のレプリカなんでしょうね。パネルの文字がタイ語でさっぱり読めません;アラビア語とならんでぜんぜん解読できない文字です;;
まあ、外国から見れば漢字も平仮名もぜんぜんワケわからん文字なんでしょうけど。
こっちにも。いいですね、こういうの。
タイ海軍もブース展示していました。知ってます?タイって、空母持ってたんですよ。今もあるのかな?シーハリアーやA-7なんかも持っていました。なかなか強力な航空戦力です。
ブース展示を抜けると売店エリアが!変なパッチとかかっこいいパッチとか買っちゃったぜ。
ところで、このくそ暑いのに飲み物屋さんは1軒しかなかった。。。みんなどうしてるんだかね。
無料で配布されてたお水を貰ったけど。
さあ、いよいよ外へ出てみましょう!実機もいっぱい展示されてるよ!
UH-1ですかね。この塗装は初めて見たなあ。
古い飛行機もたくさん保存しています。一番向こうはハークですけど。
消防車じゃないよ。ジュピターさんの支援車両のようです。ジュピターさんとは、あれです。お隣、インドネシアに編成された新しいアクロチームです。
はいこれ、ジュピターさんの列線です!機体は韓国製KT-1。かつてはF-16×6のエラン・ビルというチームを編成したこともあるインドネシア空軍ですが、今度はこうきました。新しいアクロチームが出来るのはうれしいですね!
最近、世界的になんだかアクロチームの新設や復活が相次いでいますよね。このジュピターや、タイのブルーフェニックス、UAEのアルフルサンに中国の紅鷹、マレーシアも作りましたし、ベルギーもレッドデビルズ復活です、さらに今後はロシアにYak-130のチーム編成計画や、フィリピン空軍もアクロチームを復活させたい意向のようです。
とっても嬉しいのですが、「世界中のアクロチームを撮りたい」という野望を持ってあちこち見に行ってる私としてはうれしい悲鳴といいますか、何と言いますか、ぜんぜん追いつけません。(笑)
かれこれ世界中で約40のアクロチーム(ナショナルチームやそれに準ずるもの)を見ましたが、まーだまーだぜんぜん。やれやれ、です;
地上展示もいろいろ見てみましょう。F-5も持っていますよ〜。
こっちから見ると練習機/軽攻撃機が。みんなこの迷彩ですね。
ほら、L-39。へー、こんなの持ってるんだ。垂直尾翼に100周年ロゴ入りです。どの機体も、このロゴを貼っていました。
アルファジェットも持ってますよお。この辺の地域、けっこう多彩な飛行機がいて面白いですね。マレーシアにはF/A-18やSu-30、MiG-29もいますし、ホークだって見れちゃいます。シンガポールまで行けばF-15SGがありますし、なんか、みんな少数ながらとっても面白いです。この地域で国際エアショーをやって集合させたらなかなか豪華なんでは??
垂直尾翼を青く塗った記念塗装ですね^^
こんなんも持ってやがります。むー。
なんだっけ。A-37だっけ?トンボさん。
F-16Bです。何機持ってるのかな??
Bってなんだか好きだなあ。F-15は単座もあんまりスタイルかわらないけど、F-16は複座になったことで寸詰まり感がありますもんね。F/A-18も。この寸詰まり感が最高です。(笑)
ここにもありましたー。(*^ー^*)
お。なんかかわいいのがいるぞ!それにしても、かんかん照りではないけどなんだか暑いため、機体の下の日陰は大人気スポットでした。
はいはい、始まりましたよータイ空軍100周年エアショー!