LASVEGASにいっちゃいました♪

11月13日。

ネバダ・ウォーカーまっさかり!パトカーに乗せられた真実が今あきらかに!


・・・・・・・・・・・。

しばらく歩いた。遠い。遠いぞ。
延々と続く基地のフェンス沿いに北へ。荒野の一本道を北へ。
砂漠の朝は寒いですな。けど、持ってきたミネラルウォーターをどんどん消費するのですな。


歩く。ひたすら歩く、けっこう交通量は多いのさ、
そして、お巡りさんもそこかしこにいる。
時々、お巡りさんに、すぴーどうぇいドコデスカー?ワタシばすノリタイデース。と確認してみる。
「向こうだ、がんばれ!」とみんな親切に教えてくれた。(爆笑)

たまに通るタクシーに乗ろうかと思ったりもした。けど実際遠いのか近いのかよく分からないから歩いてみた。
時間もエアショースタートに近づいてきてだんだん焦ってくる。

そのうち、一台のパトカーがスーッと寄ってきて止まった。
黒くてかっちょいい!(←のんきな) 窓が開く。お巡りさんが乗っていた。(当たり前だ)
「よう!あんた、どこ行くの!(^-^」みたいに声をかけられた。

そりゃこんな荒野を意味不明な東洋人が水持って凄い形相で歩いてるんです、
おまけに最新鋭戦闘機の配備されている空軍基地のすぐ真横。そりゃ気になりますわな。

んでまあ、スピードウェイからバスに乗りたいことやいろいろ喋っているうちに、
「スピードウェイはこのまままっすぐでいいけど・・・遠いよ?あそこに建物が見えるだろ?あれだ。overthere.」と言われるのですな。
このoverthereがやけに印象的だった。うん。確かに、遥か向こうに、砂漠の蜃気楼のように、人工物が見える気がする。

(4年前に撮った写真。当時は「向こうにお店が見える」と書いているが実はこれがスピードウェイだった!!)

あーれーなーのー?ひょっとしてめっちゃ遠くね?
ちょっとめげて「はうろんぐ、・・・あー、でぃすたんす?」とバカ丸出しの英語で聞いてみた。

そしたらですよ、「2mails・・・うーん。・・・、乗せてったげようか!?」となったわけでございます。
え、マジですか!?パトカーに乗せてもらえるの!!??うっそ、まじ!?
ちょっと嬉しくなったけど、相手も職務中です。申し訳ない。
考えた挙句、うぉーきんぐっ(ニコ)と笑顔で答えておいた。
またまた「んじゃがんばってね!」の笑顔に見送られ、再び北上でございます。

しばらく歩き、時間もせまり、だんだんいやになってきた。タクシー乗るべきだった。
でも変に意地っ張りな性格が災いし、乗りゃいいのに乗らないタクシー。
もう間に合わないかなと最初のF/A-18のフライトをあきらめようかと思った。

また砂漠の交差点にいたお巡りさんに話し掛けてみた。
「sir!」と返事してもらえたのが少し嬉しく。
向こうの皆さんは凄く礼儀正しく、親切なんですね。それをものすごく実感する。

あっちの7,8番の入り口から入ってねと返事が。でもまだ遠いよぉお?。
と思ったら。さっきのパトカーお巡りさんがいるじゃん。はははーん。笑っておいた。
見かねたのでしょう、「乗ってけ!」と。言ってくれた。もう乗りますわよありがとうございます!

こんなわけで東洋人のガキンチョは、ネバダの砂漠をあめりかん・ぱとかーに乗せられて護送されるのでした〜。
あらら、意外にあっさりして何も楽しいこのとのない展開で乗っちゃいましたね。(笑)
そしてだいぶ行って駐車場が見え始めたところで降ろしてもらうことになった。ありがとうございます、いい経験になりました!


でも中に入るにはまたフェンス沿いを入り口まで歩かなきゃなりません。
そんでもって、バス待ちの列がめちゃくちゃ長い・・・(^-^;)
時間ぎりぎり。もう-18はあきらめようと思った頃にようやく入り口に到達!
軍の兄ちゃんに「バスあそこで良い?」と最終確認!
「うん、あそこだよ!」と教えてもらった。が、また遠いでんな、
なんちゅう広い駐車場。さすが砂漠地帯。
目は充血脚はヘロヘロ既に死にかけ腐りかけ。

あー。半分まで行った頃、向こうから集団が歩いてくる。もう一回軍の兄ちゃんに聞いてみた。
そしたら、そこから乗れるよ!と!すぐそこだ!!天の助け!!バス乗り場がここにも開設されたのだ!!
おまけに開設されたばっかりだから列も短い!8:20、なんとかぎりぎり間に合うか!?の期待復活でバス乗り場到着です〜!!


つづく