千歳基地航空祭2003
台風10号の影響が心配された千歳航空祭ですが、無事に開催されました。
ただやはり、前日の天気のせいか外来が少な目、米軍機はF-16のみでした。
F-14を期待したトンカツはちょっとだけがっかり。
フライトはローショーだったものの予定通り行われ、低い雲を逆手にとったような
気迫の機動飛行が行われました。地元2空団のF-15が極低空でA/B
ONのハイGターンを
繰り返す様はすさまじい迫力で過去最高の迫力だったのではないでしょうか。
F-16デモチームもやはり大迫力の低空演技で会場をわかせました。
展示飛行が心配されたブルーインパルスですが、なんとか離陸、第5区分を披露しました。
そして千歳恒例、「蛍の光」と同時に上空の雲が晴れる現象は今年も健在だったのでした・・・
今回写真撮影に応じてくださったブルーインパルスのお三方。
左から村上一尉、渡辺三佐、安齋二尉です。
そういえば。ブルーグッズ中、帽子が少しデザイン変わってたんですね。いつから??
隊員用の本物と同じ配色になりました。BlueImpulseの文字が金色、AERO
DOLPHIN SUPPORTERの文字が銀色。今までの逆です。
F-15に張られていた航空100周年ステッカー。今年は各地で見かける様々なデザインの100周年マークが面白いです。
天候偵察から帰ってきたF-15DJat203T.F.S。微妙な天気ですが、なんとかフライトはオッケイです!
オープニングに向けて離陸する政府専用機。
F-15も3機離陸しました。湿度が高いためベイパーをよーく引きます。
F-16デモチームの予備機をフェリーしてきたパイロットはこんな方。美人さん?
オープニングフライトのT-4です。この前に、救難隊のUH-60J、U-125Aが航過しています。
つづいて三沢から8SqのF-4EJ改です。今年はオープニングのテープカットに、航空祭に一番乗りしたファンの方も参加していました。彼はオープニングフライトを撮影できなかったことでしょう・・・
千歳航空祭初登場となる3SqのF-2。来年あたり、AGGを期待したいですね。
F-15が3機でやってきます。今年の編隊飛行はこれだけ・・・
そして最後は政府専用機。オープニングはさながらミニ航空観閲式のごときフライバイでした。
引き続き行われた救難展示でのU-125A。今年の救難展示はかっこよかった!ホイストで隊員をつり上げるUH-60Jの周りをもう1機のUH-60JとU-125Aが旋回を続け、ものすごいかっこよさでした。
そのUH-60Jもすでに10年以上たちました。
2機そろって機首を下げ加速するUH-60J。やっぱり千歳救難隊はかなりかっこいいです。
またすぐ続いて203SqF-15の航過飛行(AGG)です。
機体をひねって軽く旋回。地上では爆発音とVADSの応戦がありました。
さて、どんどん行きます。201T.F.S.の機動飛行です!
1番機の離陸は凄い!引き起こしてすぐに左上昇旋回、雲に入る直前にその姿勢のまま高度を下げます!カクッっと機首が下を向く感じがかっこよかったです。
2番機も右旋回で離陸。
湿度が高く、背中にいっぱいベイパーを背負ってのA/BON
360HighG TURN 低い雲の中、低高度で何度も何度もアフターバーナー全開の旋回をこなすEAGLEは大迫力です。
ギア・フラップダウン、スピードブレーキオープンのダーティコンフィギュレーションでパスした後、A/Bに点火して加速します。
そして引き起こし!
さてさて、まだまだじゃんじゃん行きますよ、千歳初登場のF-16デモチームです!やはり雲が低く、ローショーとなりましたがF-15に負けじとこれまた気合いの高機動飛行です。これは4ポイントロール。
そして有名なファルコンターン。やはりこんなに水蒸気に包まれちゃいます。
ぐるっと機体を回して右旋回から一気に左旋回へ。
A/BオンでハイGターンを行います。それにしても凄いスピード。
これまた有名になりつつあるデモチームのナイフエッジパス。普段見慣れないローショーとあって、なかなか見応えのあるフライトです。
機体各所から水蒸気を発生させてのハイスピードパス。かなりの高速です。
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つづいても超高速でのフライバイ。左からのファンブレイクです!もんの凄い高速でした。
そして最後は右旋回を見せて着陸しました。ローショーとはいえ、さすがデモチーム。晴天時と何ら変わりのない迫力を見せつけました。
さてさてー、203T.F.Sのド派手な低空機動飛行とブルーインパルスの編隊飛行もすごいですよ!