小松基地航空祭2000

航空自衛隊小松基地で2000年9月26、27日に行われた航空祭です。ここでは26日の様子を紹介しています。
戦競用の塗装機が多数登場しました。303、306両飛行隊とも機動飛行は全て戦競機を使用、
また、模擬対地射爆撃を行った三沢3空団第8飛行隊も、40周年記念塗装機のブラックファントムを使用するなど、
飛行展示はスペシャルマーキング機の大放出でした。
それから・・・航空祭開催時間中にスクランブルがあり、AIM-9の実弾を搭載した303TFSのF-15・2機が離陸していくというなんとも珍しい場面に遭遇しました。こういうのもちゃんと場内アナウンスしてくれるんですね(笑)
「偶然とはいえ・・・みなさんにお見せできて光栄です!」とのことでした。(笑)
ちなみに・・・このスクランブルで上がった、2番機のパイロットは今日が初めてのスクランブルだったそうです。
着陸したときに拍手が起こってました。(「盛大な拍手をお願いします」ってアナウンスがあったもん)
それにしても、このアナウンス、スクランブルに関しては原稿があるわけでもないでしょうに、よくあれだけ的確な解説ができるもんだと感心します・・・
ちょっと脱線します、スクランブルってすごいですね、F-15が滑走路へ向かうタキシースピードもめちゃくちゃ速いし、滑走路端で止まることなくそのまま離陸していきます、緊迫感がすごい!(と感じただけかな・笑)

横田で306TFSのパイロットにサインを頂いた色紙を持っていき、その同じ色紙に306TFSのパイロットの
サインを集めたのですが、ははは、横田で書いてもらったパイロットがその色紙を見て、
「書いた覚えないのにオレのサインもある・・・あれー??でも、オレの字だぁ〜〜〜?????」と、
困惑していました。そりゃーだって、2週間前に横田で頂いたサインだもん、アナタ今日は書いてませんよ(笑)


第303飛行隊の戦競塗装機。スピリット・オブ・ドラゴンだそうな。
ジャイアンツファンの皆さん、怒らないんでねー(意味不明)

インテーク横にもなにやらタツノオトシゴが・・・

こちらは第306飛行隊。機首にパイロットのTACネーム。

反対側の機首には鷲の顔

垂直尾翼はまた派手ですね・・・
306は「GOLDEN EAGLES」。303は「Fighting Dragons」。なにやら飛行隊に名前を付けてるのって、
6空団だけぢゃないですか。あ、ちなみに・・・地上展示に来てたVFA-192は「GOLDEN DRAGONS」ね。
別に間をとったわけではありません。いわなくてもわかてますか。はい、ごめんなさい。

第8飛行隊40周年塗装機の機首。とにかく真っ黒。

オープニング。恒例ですね。ダーティの5機を一機が追い抜いていきます。

オープニング飛行を終えた各機が戻ってきます。デルタで航過もあったのですが・・・306TFSのお店でアンケートに答えてたら撮り逃しました(笑)

離陸から大迫力の303TFSの機動飛行〜!!・・・のハズでしたが。
今日は、使用滑走路の向きが悪く離陸に迫力が・・・ない!仕方ないですね・・・

「独断、偏見、カンチガイによる航空祭ランキング」でも書いたとおり、
303の機動飛行はなかなか派手です。力強いって感じですね。あ、ところで、3機で機動飛行を行いましたが、
全て戦競塗装機でしたよ。

向こうがギアダウン、フラップダウン、フックもダウンのダーティコンフィギュレーション(ていうの?)、こっちはクリーン。

かなり密集した編隊できた2機が会場正面でブレイク、そのまま360度
旋回します。

垂直尾翼見て下さいよ、ほら、戦競塗装でしょ?

これこそAirShowの風景でしょう!パイロットと子供の交流。
「子供達に・・・」とか「パイロットを見つめる子供達の澄んだ目が・・・」と言う表現をよく聞きますがマニアだってパイロットと交流したいのよ〜。でも、子供の方がかわいいのは事実!(笑)

小松救難隊のUH-60Jの救難展示。機動飛行は比較的おとなしめ。

U-125Aもかなり気合い入ってました。

第8飛行隊の模擬対地射爆撃。さすがブラックファントム、撮影しても見事に真っ黒です!(逆光になってるだけだと思ったそこのアナタ、それはカンチガイですよ^^;)

ね、ブラックファントムでしょ?第301基地防空隊(?)がVADSで応戦してました。

ちょっと遠いかな・・・

さて、306TFSの機動飛行です。

キッチリ各課目を決めてくれます

あい、これも戦競機。こっちのほうがハデですね。

それが急上昇。

コンバットブレークで終了です・・・


さて、長くなりましたので、編隊飛行、スクランブル、午後からの機動飛行、他地上展示はまた次回に回します。

小松航空祭#2


かえる