Seoul International Aerospace & Defence Exhibition 2009

バーズ、元気よすぎです!!(><)


ほぉら、デルタ隊形の出来上がり。ここ、拍手するところですよ〜。

デルタロール。編隊ごとぐるっとまわしてきます。

で、これ、上向き開花→一点交差の後のジョインナップですが、この日の空の霞具合にはさすがにバーズもかなわなかった模様です。1機だけ集合できませんでした。あの空じゃ仕方ないわねえ。

最後のデルタピッチアップです。ワタクシ、この科目と相性が悪くてですね、散開した後の非常に絵になるシーンでたいていヒトとか物がかぶります。今回も見事に歩いていた人が目の前に立ち止まりました。なんでだろ。なんでだろ。不思議だ。

おかえりなさーい!!あの視程の悪い空で見事にフライトを完結させたバーズはすごすぎです!!ソロ機動ではなく編隊での離合を繰り返すアクロです、ジョインナップや対進など非常に気を使ったのではないかと容易に想像が付きました。やっぱりバーズはすごいんだなあ。

なんか、屈強な男たちがやってきました。彼らはだいたいまっすぐ歩きます。こういう集団が来ると、観客側もとりあえず避けますよね。でも、会場にはちっちゃいお子様もいらっしゃいます。彼らは、避けるなんてことはいたしません。さて今回、進路上で二人のちびっ子が遊んでいました。どうなるかな。。。とわくわくしながら見ていたら、兵隊さんの方がちゃんとお子様を避けていきました。。。そりゃそうか。(^ー^;)

いきなりですが。。。でかっっ!!A380登場です!大韓航空でも運用しますしね、注目度抜群です。たぶん。それにしても人が増えてきました。飛行場の近くに大きなアパートもあるんですね。数年前、さすがに騒音問題等があったのか、ここ城南飛行場でのショーが行われない時期がありました。それがまたここに戻ってきて復活したんですから、日本と比べて「やっぱり各国で事情が違うんだなあ」と感じます。

離陸!やっぱりでかい!

総二階建てもすごいけど、下から見てもでっぷりしてますよね。実はまだ機内を見たことがありません。あちこちのエアショーでデモフライトを見ますが、まだ中身を知らないんだ。。。

で、あちこちのエアショーでいつも軍用輸送機並みの機動飛行を強いられています。(^▽^;) A330だかA340だかのデモも見たことがありますが、やはり元気に飛んでいました。旅客機のデモとしてこの形態はいかに??と思いましたが、エアバスはそんなのお構いなしです。(笑) あ?ていうか、エアバス以外の大型機のデモって見たことないかも??2010年あたり、トレードショーにB.787が出てくるでしょうか??ファーンボロ、注目です。行かないけど。翌年のパリになるかな。どっちにしろ、ボがエアバスのお膝元ヨーロッパへ殴りこむのか、注目です。

はい、着陸!そういえば、同じく2階を持っているB.747はコックピットが2階にありますが、A380の場合は中2階見たいな位置にあるんですね。機内で見るとどんな感じかな?B.747の1階最前列は、正面がすぼまって変な感じです。ちなみに、一番前は背の低いクローゼットになってます。荷物入れ。で、2階は当然ながら一番前に操縦席の入り口があります。左側にトイレ。ハワイに行った帰りにそのトイレにパスポートを置き忘れたらアメリカ人なパイロットのおっちゃんが「タイヘーン」と持ってきてくれました。(笑)

続きましてはアメリカ陸軍AH-64Dのデモでございます。パイロットはボーイング社のテストパイロットかな。背後の格納庫の絵が可愛いですよね。

アパッチはループなども平気でこなします。OH-1はマイナスG系の機動もできますが、アパッチはどうなのかな??

陸自迷彩機の方がカッコええなあ。見たことないけどー。

ところで、会場の様子です。人がいっぱいです。で、だいたい、平坦ですよね。アタマ1個分飛び出してるやつ、肩車の子供以外はほとんどいませんよね。つまり、脚立はほとんどいません。ときどき海外のエアショー会場で脚立に乗ってる日本の方を見かけますが、、、やめていただきたい。同類に見られる。白い目で見られる。日本ではまだ黙認されている風もありますが、郷に入らば郷に従え。です。外国ではその国のエアショー文化を尊重しましょう。まあ、RIATとかヨーロッパは日本並みに元気な脚立さんがいっぱいいますけどね。(笑)郷に入らば郷に従え。そういうところではどうぞご自由に〜。そして私が頼んだら貸してくださ〜い。(笑)

てゆか、外国に脚立持ち込むのって荷物邪魔じゃね??

さて、午後も韓国勢が元気に飛びますよ。うんびー登場です。うぉんびぃだったかな。

これはどっかの国の支援を受けずに純粋に国産技術で作ったのかな?なかなか軽快でいい感じでした♪

こっちはご存知アメリカの支援を受けています。ロッキードがつついているのでF-16によく似ています。T-50。ちなみにロシアの第5世代戦闘機・PAK-FAもT-50と呼ばれることがあります。

機体規模はT-4を一回り大きくした感じかな。性格はT-2のようなものです。高等練習機が一番ベーシックなタイプで(T-2前期型)、リードイントレーナーである程度の戦闘攻撃にも使えるTA-50(T-2後期型)、さらに戦闘攻撃タイプのA-50。AT-50?FA-50??名前はよく分かりませんが、とにかく日本のF-1みたいな感じ。そんな感じですね♪

ハイαも余裕でこなします。スピードブレーキのタイプがF-16してます。

びょーん。エンジンはF404でーす。レガシーなF/A-18と同じでーす。スーパーホーネットのF414にしたらパワーアップですねー。てか、ロールスロイスがEJ200を提案する気らしいですけど;;知ってる?タイフーンのエンジン。そんなもん付けられたらとんでもないことになりますって。勘弁してくださーい;;

うん、やっぱり形はF-16世代の形ですよね。タイフーンやラファールの時代より少し前な、オーソドックスな感じです。イタリアのM346や中国のL-15の方が新しい感じがします。

続きましてーも、韓国内で製造された機体です。KF-16D。もちろん、ライセンス生産。ライセンスとはいえ、戦闘機を作れるってのはそうとうな技術力ですよね。戦闘機製造技術・基盤があるというのは、国防上ものすごく重要なことです。もちろん稼働率にも係わるし、壊れた時の修理も自前で出来ます。F-16の技術はどれぐらい韓国に開示されてるんでしょうね。つまり、ブラックボックス化されてる部分はあるのかな?例えば、日本もF-15を生産した時は電子戦装置が貰えずに自前になりましたし、F-2もFBWのソースコードが開示されず自主開発になりました。F-2はアメリカにF-16を押し付けられたわけですが、でも見方を変えれば日本はF-16の技術を手に入れたわけですよね。これは大きな収穫だったのではないでしょうか。同じく、韓国もこれをライセンス生産したことでアメリカの戦闘機技術を入手したわけです。そしてT-50も共同開発。着々とノウハウを貯めています。純国産戦闘機を作る気になればできちゃうかもよ!?

そう考えると日本もF-XでF-22が欲しいですけど、ライセンス生産できないのはちょっと怖いですよね。
ほらほらー、もう意地でも心神がんばってください;;

で、KF-16ですけど、やっぱりどう見ても色の薄いF-16です。なんか味気ないなあ。いやーF-2の青色も最初見たときは毒々しいと思ったけど。(笑)

この翼端のパイロン、アメリカと同じでAIM-120も搭載できるタイプかな?いいなあ〜。

ところでF-16をライセンス生産した国っていくつあるんでしょうね??そんなにたくさんはないと思いますけど。。。トルコもしてますよね。ヨーロッパは全部アメリカから輸入ですか?イタリアはもうF-16の運用を終えるようですね。まあ、つなぎだったので、そんなもんか。F/A-18の導入国は把握してるけどF-16の運用国は多すぎて覚え切れません。ヨーロッパの小国とか中東・アフリカ地域とかもうよくわからへん。アジアや中南米の小国では10機〜20機弱の規模で導入してる国もありますよね。普通に考えるとそんな少数ではすぐ壊滅しそうで、50機以上ないと戦力としてみなせない気もしますが、まあ、そんなものなのでしょう;;そう考えるとそのF-16をアグレッサーとしてじゃんじゃん使ってるアメリカってやっぱり贅沢だよね〜。

つか、F-16改やF-15DJを高等練習機として運用してる某国もどうかと思うけど;

ごめんなさい、だいぶ話がずれました。いずれにしても、自国の力で戦闘機を調達・整備できるってのは大きなアドバンテージですよね!この地域に住んでるとロシアや中国・韓国が近くにあって、数百機規模の戦闘機を擁する空軍が当たり前に見えてしまいますが、世界的に見れば大規模な空軍が集まっている地域ですよね。すごいなあ。怖いなあ。

はい、そんなKF-16、薄い薄いといいながら、個人的にはすごい機体だと思っています。ほんとですよー。

で、F-15Kは完全に完成機輸入です。シンガポール向けF-15SGももう出来始めてるので、そういう意味ですでに最新Ver.ではないわけですが、それでも21世紀のF-15です。侮ってはいけません。うん。

まあ、ありえないですけど、韓国と日本と協同で戦闘機工場を作ったり・・・やっぱりありえないよなあ。ヨーロッパとは事情が違いますもんね。どっちかというとギリシャとトルコの関係に近いか?同じようにアメリカ製戦闘機を運用して表向きは敵じゃないけど、内心はどっか敵対心がある感じ。そこまでギクシャクしてないか。

感情論はいろいろあるんでしょうが、純粋に戦闘機技術という面では、お互いがもっと仲良し国になって協力できればなかなか良いものが作れそうな気もします。ロシアや中国に対抗しないといけないですからね。一番良いのはロシアや中国とも仲良しになれればいいんでしょうけど…。

だいたい、今どき一国開発は資金的に不可能に近いですしね。。。タイフーンもF-35も数カ国共同だし。(ロシアは凄いね。)
なら、F-XXで今度こそ真の意味でのアメリカとの共同開発かな。。。心神で培った技術をフィードバックしてね。5.5世代機か一気に第6世代機?

とにかく、心神の結果を反映させて戦闘機につくるとしても、また数千億円の予算が必要です。一国では無理でしょう。。。

それにしても技術ってのはだいたい軍事技術から発展しますよね。そういった意味では軍事技術が廃れるのは難しい側面もありますね。果たして人間は平和目的だけで先端技術を発展させることは可能なのでしょうか。。。国防が必要なくなったら、予算は目の前にある他の案件につぎ込むことでしょう。当然です。自分たち(自国)が存続することに予算を割く必要がないなら、目の前に迫ってることを解決する方に向くんでしょうね。確かにね。発展する必要があるんですか?と問われれば、明快な回答は難しいですわね。。。

て、また全然関係ないこと考えてたよ。小難しい屁理屈こねてるより「どかーん!」とか言ってたほうが私らしいですか?(笑)

どーん!☆

びゅーん、どーん、かっけえー!すげえー!!(笑)

ナイフエッジパス!

中身はストライクイーグルですからね、AGGの様な動きはお得意です。

さんざん縦横無尽に飛び回った挙げ句、ピッチアップで着陸となりました。素晴らしい!(^▽^


さあ、いよいよ期待の韓国空軍のブラックイーグルスが登場しますよ!

つづく!!


かえる