LASVEGASにいっちゃいました♪

11月14日。

おーまいがー!天国行き特急指定席!

さ、いよいよ絶叫マシンに乗りますよ!とおもったら。
うわ、展望台の窓からも見えてる・・・1こ上の階の縁からせり出したエクスクリームのレールが。。。
うわあ、乗り物が付いてる・・・と思ったらそのレールがガタッッ!っと下に傾いた!!
レール上を下へ向け滑り落ちる乗り物!!ぎゃー!!!!!!
レール先端で急ストップ!こ、これは。。。これはこわすぎる!!
地上280mから地上へ向かって滑り落とされる恐怖!


目の前でレールはとまったまま。乗客を乗せたままじっと数秒・・・これは・・・と思った瞬間!
さらにレールがガクッと傾いた!隣で見ていたチャイナドレスのアメリカンおねーちゃんが絶叫だ!!彼女、本気でびびってた!(大爆笑)



そしてレールは一旦上がりまた下がる!それを数回繰り返す狂気のエクスクリーム・・・!!
・・・、・・・・・、これのチケットも買っちゃったんだよね・・・(大汗) 見るんじゃなかったあぁぁぁー・・・

うー。見てるだけでもどきどき、想像するともう心臓止まりそうだ。
そう、私は観覧車も怖い高所恐怖症なんだ。こんなの・・・乗れるか・・・
てか、なんでそんな自分がこんなののチケット買ったんだ!!(><)

きっとネバダのハチに刺されたのだろうとワケのわからんことを考えるあたり、すでに頭は混乱のきわみでござる。
それでもまあいいか〜☆と気を取り直していよいよ絶叫マシーンフロアへ!!
エレベーターの係りのオッちゃんがこれまた「こわいよ〜、いいんですか〜?」みたいにからかうんだ。(爆笑)
英語なのにこれだけは分かってしまった。不幸だ。(爆笑)

1階あがり、エクスクリームのフロア。2名降りた・・・。自分も降り・・・と思ったけどやめたあー。あー。セーフ、セーフ。命が延びたー。(笑)
楽しみは後にしてまずはビッグショットからだ!と自分のココロにうそをつき、最上階へ!

ここまでくると「エレベーターを降りない」の選択肢はありません。
エレベーターは最上階へ。文字通り、天国への扉が開きます。
エレベーターホールを抜け、扉を開けると暗い空間が・・・空だ・・・外だ・・・
地上280mのタワーのてっぺんで外にいる・・・ぜったいにおかしいぞ!!(爆笑)

一歩外へ出たら一気に光の海が目に飛び込んできた!
ラスベガスの夜景だ!!展望台のガラス越しに見るよりずっと綺麗だ!怖さも忘れて思わず見入ってしまった!!


ぜぇっけええええー!!

気がつくと目の前にレールが。ああ。ハイローラーのレールじゃん。
え?マジでタワーの外周についてるよこれ。下に何も無い。強風お休みでよかった。(^-^;)

階段で更に一段上に上ると・・・ありました、天国行き特急指定席・・・
こんばんは、ようこそ天国へ・・・という雰囲気とは程遠い係りのお兄ちゃんに
チケットをわたし、後戻りのできないすばらしいこの人生・・・ではなく、
後戻りのできない地上280m。遥か天頂に向かって伸びる塔。む。てっぺんが見えないぞ。(大汗)
そこに据え付けられたビッグショット、座席16.・・・むむむ。
む!目の前になんかいる!なんか動いてる!!なんだー?むむ!!・・・、ヘリコプターだっっ!!!(大爆笑)
なんと!ヘリコプターの飛行高度と同じ高さで外に立ってる!何やってるんだ自分!(大爆笑)

アタマおかしくなったのかと思った。元々おかしいよとかいろいろ意見はござろうがそんなのいま判別できるはずは無い!

ふらふらと天国行き特急指定席に座る自分。あ。せっかくだからもっと景色の良い方に座ろ〜☆なんてゼッタイ気がふれていた。
ラスベガス中心街、ストリップ大通りが見える席に座りなおした。

・・・あれ?ベルトが固定されないよ?;;ジェットコースターのようにがっちりと肩を押さえる奴があるんだけどロックされないよ?;;
え?その肩ガードと椅子を結ぶのは・・・普通のベルト・・・?これで固定!?んなバカな!
目の前に広がるラスベガスの夜景のすばらしさと頭の上に口を開けている天国と、自分の心の混乱と。もうバグってしまいました。

このとんでもない状態で数分待たされた。お客がたまるまで。

で、いよいよ来ました・・・判決の時。
係りの兄ちゃんがめんどくさそうにベルトチェックを済ませた。
あら、いつの間にか固定されてる。よかった。

ブーっとブザーを鳴らされ発射台にライトがついた!天国への道だ!いやだー!!でももう泣いても叫んでも遅いっす!

ふっと力がかかり、一段上へ持ち上げられるビッグショット。うわわ、宙ぶらりんだ。足元がなくなり目の前に広がるラスベガスの夜景。
いま、間違いなく、空に浮いている状態。。。。だ、だめだあ。。。なんか英語で目の前のカメラに向かって笑顔を見せろといっている。
見せられるかバカちんがー!てかカメラってどれなんだ!なんて悪態付いた私が悪かった!ひー!ゆるしてーっ!!


いきなり目の前が流れアタマに強いGが!!体が押しつかれらる!息ができない声が出ない!!なんだーっっ!!!
ほんの一瞬後、ふっと力が抜けた!?あれ!!??なんだこれ!?どこだこれ!?(←そりゃあんた地上330mまで一気に打ち上げられたんですって)
アタマはパニックです、どうなってんだかマジで理解できません、なんだなんだなんなんだ!
と理解するまもなくまたまた強いGが!!今度は一気に急降下!っっぎゃー!!
って声も出ません、息できません、死んじゃいますっ!(><)
50mを一気に上昇降下、誰だこんなの作ったの誰だこんなの乗っちゃったの!
あ゛ー!!なんて思うまもなくまたまた流れる景色急上昇!(><)
もう文字通り顔が(><)←こんななってましたよ。(大爆笑)

これは次の組が打ち上げられた瞬間の写真。あまりのスピードでシートが写ってない!(><)

でも2度目の上昇で頂点に着いたとき、目を開けてみた。
・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・す、すごい・・・!!これはすごい!!
すばらしい夜景が目の前に広がっている!!目を疑うとはまさにこのこと。
本当に、恐怖を忘れて、てか、全ての思考が停止した。目の前の景色に。ただただ、その景色が目に映り、時間も止まったように感じた。
東京タワーより高い地点で空に放り出されて遮るガラスもなにも無い最高の展望点。
夢で見た空から地上を眺めてたあの高度。ラスベガスの光の洪水。そんなのが現実に目の前に。

いつもならいろんな感慨が沸くのだろうが、それも心に浮かばない。・・・ただただ、眺めるだけでした・・・


つづく