LASVEGASにいっちゃいました♪

11月13日。

空軍の兄ちゃんに乗せてもらおう。

帰りは、また歩いてでられるのか心配だったのでスピードウェイに戻るバスに乗ることにした。
また歩いて帰る覚悟でござる。
バスの中から眺めてたら、どうも歩いてでられたらしい。ここからなら3キロ弱ね。明日は歩こう。

スピードウェイに着いたらなんと猫バスCATが走ってるではないか!行き先が「special」になってる!
そうか、臨時バスがあったんだ!これに乗って帰ろう!と思ったけど、なんかスピードウェイもめちゃくちゃ広く、
猫バスはどこかへ行っちゃった・・・乗り場・・・どこー?・・・分かんない。
また歩くんかー?いや最初からその覚悟だったけどさっき猫バス見ちゃったんだ。気が揺らいでます。(笑)

あきらめきれず、また駐車場整理の空軍の兄ちゃん「CATに乗りたいんだけど、どこからのれますか?」と聞いてみた。
「キャットウォークのこと?」と返事が来た。ああそうか、ボク、「ネコに乗りたいんですけど」って聞いたんだ。(大爆笑)
そうそう、CATは正式名称だけど、一応CATWORKというべきでした。

ところがこのSpecialの運行は猫バス会社独自のものらしく、交通整理員はぜんぜん知らないらしい。

お兄ちゃんは申し訳なさげに、ここにはCAT路線が来てないからあっちの方のバス停から乗ることになるよ。遠いけど・・・と教えてくれた。
ええ、遠いのはよく知ってますよぉお?きっと僕のほうが詳しいんだ。(爆笑)
暗くなってきてるし、なんか心配でもあったので、歩いても大丈夫かなと聞いてみた。そこはノープロブレムと教えてくれた。

SpecialなCAT乗り場を探し回って見つからずでは更に状況が悪くなるので、歩きを決断した。
今度は時間制限ないし、まあ歩ける距離だしね。実際には日没がタイムリミットだと思ってる。荒野で山賊にやられたらお終いだ。(爆笑)
空軍のお兄ちゃんに見送られ、東洋人は歩くのでした。途中でまた、お巡りさんがいた。望みを掛け、CAT乗り場を聞いてみた。
お巡りさんは無線で確認してくれてSpecialが来てることは分かったけど、やっぱり乗り場は分からないらしい。
しょうーがない、歩こ〜。萎えるなあ。

テクテク歩きます。薄暗くなった荒野をテクテク歩きます。
なかなか街の灯が見えてきません。先ほどバスで基地から出た門を通過。
さっき、バスから降ろしてもらってここから歩けばよかったと後悔。

自分で設定した「日没」というリミットが迫っています。周りはだいぶ暗くなってきた。心配だ。

そのうち、車が一台、私を追い越して止まった。あ。なんかやばいかな?と少し思った。
無視して通り過ぎようと思ったら窓が開いた。いやーん。どきどきして通り過ぎようと思ったら声をかけられた。

あ。さっきの空軍のお兄ちゃんぢゃん!
「おーい、送っていくよ!乗っていきなよ!」と声をかけてくれた!
あーでも、もうだいぶ来てるし、お兄ちゃんも仕事後の疲れた体です、そんな申し訳ない。
一旦は遠慮したけど「良いから乗っていきなよ!ComeIn!」と笑顔で言ってくれた。
乗りたいのも正直な気持ちだし、せっかくだ。ご好意に甘えることにした。

この兄ちゃん、相当親切らしく、他にも一組の父子が乗っていた。赤ちゃん。

どこに滞在してるの?と聞かれたのでホテルの名前を言うと、そこまで送るよ!といってくれるのです!
なんと!!なんと親切なんでしょう!私より若いぐらいのお兄ちゃんなのに!
でも・・・車で30分はかかりますよ?いくらなんでも申し訳ない。ここは、バス停で降ろしてもらうことにした。
ありがとう、お兄ちゃん。ほんとうに嬉しかったです。

しばらくして先の父子を下ろした後、私をバス停まで送ってくれた。
ここから乗れるよと降ろしてもらったのは、全ての始まり、今朝降りたあのバス停だ。

帰ってきた。歩き、パトカーに乗り、空軍に拾われ、ここまで帰ってきた。
なんだか凄く遠く感じたバス停でありますが、それよりなによりこのお兄ちゃんの親切に感激で感激で感激でござった。
英語で感謝を伝えるのは難しいけど、知ってる限りの英語で感謝を伝えた。んで笑顔で手を振った。
お兄ちゃんも笑顔で手を振り替えしてくれた。このお兄ちゃんが日本へ赴任する事があったら、こんどは是非お返ししたいものだ。


またMAXで帰ることになった。
運ちゃんに一言挨拶しておいた。なんとなく。え、だって、人の親切に触れてココロがあったかくなってたんだ(爆笑)
疲れたのかな、バスの中で少し眠りかけた。なんと無防備な。ははははは。
ここはラスベガス郊外。ぽつぽつとカジノがある。郊外にもあるなんて知らなかった。


そのうち無事DTCへ着いた。
ターミナルでさっきのSpecialのことを聞いてみることにした。明日、できれば乗りたいしね。

カウンターのおばさんは、Specialは朝8時から30分おきにでていること、
2番乗り場から発車することを教えてくれた。最後に「おっけい?」と念を押してくれたのでした。(笑)
「お〜っけぇい」とにやけて返事しておいた。(笑)

んーでも8時からかー。間に合わんなあ。うん、明日はタクシーにすっか。
いやでもSpecialも確認しておきたいしな・・・といろいろ考えたけどまあ結論は後で♪
ということで、とりあえずまた猫バスに乗って中心街へ帰りましょー!

つづく