岐阜基地航空祭2010

朝からこの元気さ、なんか、反則だよねー。
このみんな入り乱れての「ショー」は面白いの一言です!!


もうずっと前、ワタシが航空祭に行き始めた20年前から、たぶん、そのもっともっと前から岐阜の名物になっています、初等練習機と戦闘機の編隊飛行。かつてはF-15とT-3だったりしました。多い時には、戦闘機が4機くっついたこともありました。ある年は、編隊のまま360ターンしたりもしました。またある年には、T-7が上方に離脱し、それを合図に左右のF-2とF-15が加速競争を見せたこともありました。その都度いろいろ見せ方を変えて脈々と引き継がれるこの編隊、面白いですね!

っと思えばF-2が高速で突っ込んできた!どぎゃーん。

一周してきてハイαを見せた後、再びA/Bに点火してこのターン。緩急つけたフライトで息をつかせません。フライトにコントラストがついていいですね!それにしても主翼がしなります。すんごいです。

極小半径で回る!回る回る!!これが日本の戦闘機の性能とやら、ですかね。(笑)

同じくF-15もハイスピードローパス、ハイα、加速・旋回を見せました!違う機種で性能比べ、これぞ岐阜の醍醐味!

で、「F-2にできてF-15に出来ないことはない!」だそうです。

今年1月に発売された飛実を扱った本、「テストパイロットインジャパン」によりますと、テストパイロットの資質として「的確な言葉で分かりやすく表現する」ってのも大切なことなのだそうです。

その点、今年のナレーションは分かりやすかったですねえ。

「F-2にできてF-15にできないことはない」とか「F-4とはちがうんだよF-4とは」とか;;;

男の花道とか;;ずいぶん密集した編隊です。ところで、今年は編隊系が少なかったですね。どちらかというと機動に重点が置かれていた感じです。いっぺんにT-7、T-4、F-4、F-15、F-2と5機種も飛んでるので、機動だけでも盛りだくさん。「オープニングフライト」のタイトルを見て他の基地のオープニングを連想してはいけません。岐阜のオープニングは“飛実インパルス”のショーですから。(笑)

今年はまたずいぶんパターンを変えてきたようで、新鮮な感じ。T-7とF-2の対決が無かったなあ。あれに今年のナレーションをつけたらどんな感じだったんですかね。

続いてT-4!おお、主翼の付け根からベイパーが!!初めて見た!てか、T-4がこれだけ近くでこっちに旋回することじたいが珍しいもんね。ナレーションがねえ。。。また、どこかからT-4が来ます、探してみてください!って(*^ー^*)。。。ごめん、こういう時に予行でネタバレ見ちゃってると楽しみが一つ減るんだねえ。だって、後ろから来るのわかってたもん。(笑)

そうなんです、例年、会場左や正面からの進入がほとんどだったけど、今年は右や後ろなどなど、縦横無尽な感じで飛び回り、凄かったです。

おかげで基地北方にある我が家では、、、「家が揺れるぐらい凄い音がした」って言ってました;;隣のオバちゃんも言ってたそうで、、、

どかーん。ごめん、地元岐阜も例外じゃありません、どかーんだの、どーんだの、書きますよ。(笑)

F-4のAGG!正面からこの近さまで急降下!

続いて右から襲い掛かってきます!

最近めっきり外来での地上展示にも出てこなくなったF-4、これだけたっぷり見られるのも岐阜の良いところでしょう。これは#431、F-4EJ改の試改修機です。戦闘機部隊のF-4EJ改を温存するような運用になっても、岐阜は普通のF-4EJやこの試改修機を持っているからしばらくは楽しめそうです!考えすぎかな。(笑)

あ、この感じ好きだなあ。なんか、岐阜の航空祭でF-15の普通の2機編隊を見るなんてちょっと珍しい気がします。

スプレッドアウト。。。って言うのかな??

ベイパー見えました?見えました!?見えなかった皆さんざんねーん!いやいや、このサイトなんか見に来てる貴方はきっと見えなかったハズだ!ワタクシは見えましたよ。心が綺麗だもん。でへへ。(*^ー^*) 

イーグル大先生はやっぱり「これぞ戦闘機!」って形で大好きだなあ。いや単純に私がこの世代の戦闘機を見慣れてるだけの話か。(^^ゞ

びゅーん。

F-4とは違うのだよ、F-4とは!…とパイロットが言っていました。だそうです。マジですかー。ファントムファンに怒られたって知らないよー?F-4の方も「ファルコンの若造ごときと一緒にされてたまるか、こっちから願いさげだ!」とか思ってるかもよ。(笑)

はいはい、口は災いの元です、パイロットさん、気をつけましょうね。(笑) って、あ!後席さん、手を振ってるじゃん!あれー??クールなハズの○○さんが、、、いえ、なんでもありません;;

#501は右肩!ごめん、タイプミス右から!!

タッチ&ゴー。ん?ブレーキ展開したまんまじゃんね;;

朝から元気いっぱいのお遊戯、お疲れ様でした!これだから岐阜って好きだー!(><)ところで後席さん、帽子を振ってますね!

あ。へぇボタンが付いてる。(*^ー^*)

はいー、後席、藤曲三佐でした!浜松航空祭でF-2の機動を見せたパイロットさん。テストパイロットインジャパンの主人公。ごめんなさい、一方的にファンです。(*^ー^*) んで、機体に落雷すると骸骨が見えるんですかね??

さてさて、今年もC-130のフライトがあります。小牧では飛実の戦闘機が飛んだり、お隣同士で交流があります。嬉しいね、こういうの!ベイパーリングが出て良いなあ。

そういやかつては美保で飛実F-2がフライトした年に、岐阜にT-400がフライバイにきてくれましたよね。

んー。静浜とか小松から来たのは見たことがないなあ。(笑)

C-130は着陸前に低空に来て滑走路を確認します!って、どんだけ近い滑走路!?はい、今年もやってくれました、岐阜でしか出来ない不整地着陸。草地を押し固めただけの滑走路に着陸して見せます。

背中に大きなコブがついてました。小太り爺さん。ダメだこのパソコン、バカだ。こぶ取り爺さんて書くつもりが小太り爺さんになった。

ところでこのフライト中、ちょうど小牧から2機のハークが上がるのが見えました。まさか、合流して3機になる!?ハズないよね〜と思ったら、やっぱりどっか行っちゃいました。観閲式にでも行ったのかな??

はい、着陸!土煙でもやもや!!これは近くで見てみたいなあ。

さて、この日の入場者は13.5万人だったそうです。各務原市の101日現在の人口は149,656人、それに迫る来場者数です。すごいなあ。

駐車場は基地周辺ではなく、各務原市の北方にあるテクノプラザになりました。もう、基地周辺の広場だけでは賄いきれません。それに大渋滞しちゃいますし。でもテクノプラザってだいぶ遠いよねえ。びっくりした。それから木曽川河畔の青少年グランド。ここからはバスは運行されません。でも2キロ近く歩かなきゃねえ。。。まあみなさん、電車で来てください!ってことですかね!!

さてさて。オープニングが終わった時に変な予告編(←笑)が流れていた飛実2回目の飛行展示、異機種大編隊へ行きましょう!!朝からあれだけ大騒ぎだったんです、これまたただで済むはずがありません;;;

T-4はスプレッドアウトで離陸です。

っと、F-4も!岐阜ではなんだかめずらしい感じ!今回はエアボーンピックアップのデモがなかったですね。1月のXC-2初飛行時に見事なエアボーンピックアップを見せた飛実、ここはぜひ、その再現をして貰いたかったところです。初飛行に追従する実戦のエアボーンピックアップ、かっこよかったなあ。

いいですねえ、テスター編隊!F-2A/Bの初号機です。

これまたずいぶん密集した編隊で離陸します、F-15。ええですなあ。なんか今年のレポは「ええですなあ」が口癖ですなあ。

F-15、3機目!これは改!!この後すぐに高機動!!まあ、F-15なら当然ですな。

つづいてなんとF-4も!!離陸してすぐにA/B全開で駆け上がりAGG!魅せますねえ。

そしてそのあと、8の字旋回を2回連続!!なんだよー、F-4すっごい元気じゃん!(*^▽^*)

また切り返して戻ってきた時に、エンジン音がずいぶん静かだったんですね、近くの爺ちゃんが「エンジンとまってまった」とか言ったらこれまた近くのおっさんが「ぇええええ!!!??」って、、、、まあ、外道って言うんです。(笑)

5機種9機の大編隊!傘型隊形っていいます。

ソロのF-15が高速飛行やら8の字旋回やら、好き放題やった後にタッチ&ゴー!!そしてハイレート。で、驚いたことにレベルオフする時は背面に入れず、そのままマイナスGをかけて水平にしてました。。。細かいところで魅せてくれます;;さすが飛実!(褒めちぎるぜ)

タッチ&ゴーのあともそのまま360ターンとか、なんか、とにかくプラスワンな見せ方なんですよねー。よくやります。

で、またハイレートからマイナスGでレベルオフしておじゃる;;

加速!

「大型機の後方には乱気流が発生しており、その乱気流の中で隊形を保持するには、非常に高度な技量と、根性が必要です。」またまたそんなこと言ってえ、空自、特に飛実はそんな筋肉質な体育会系よりインテリ・ハイソなイメージなのにぃ!


フライトはここから更に凄いことになっていきます!ナレーションもどんどん外れていきます!!(爆笑)

つづく!


かえる